西鉄グランドホテルが国際的なエコ認証を獲得
福岡市に位置する西鉄グランドホテルが、持続可能な観光へ向けた取り組みにおいて、新たな段階を迎えました。株式会社西鉄ホテルズが運営するこのホテルは、国際的な認証制度「Sakura Quality An ESG Practice」、通称「サクラクオリティグリーン」において、最高ランクの「3御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得しました。この認証は、持続可能な観光の確立を目指す見地から、環境や社会への配慮が求められ、172の基準をクリアする必要があります。
サステナビリティに向けた具体的な取り組み
西鉄グランドホテルでは、持続可能な活動を推進するためにさまざまな努力をしています。以下に、具体的な取り組み例を挙げます。
- - フードロス対策:2016年から、食品の残りを養豚用飼料としてリサイクルする取り組みを開始し、資源の循環を図っています。
- - CO2フリーエネルギーの導入:2024年4月からは、非化石証書を使った再生可能エネルギー由来の電力を採用し、環境負荷の軽減を追求します。
- - 観光施設における心のバリアフリーの推進:2024年11月には、様々な特性や考え方を持つお客様に配慮した環境作りを進める認定を取得予定です。
これらの取り組みは、単なる環境保護にとどまらず、地域社会との共生を目指したものです。オーバーツーリズムの問題が指摘される中で、地域に根ざした持続可能な観光の発展が求められています。
国際的な評価を受けて
西鉄グランドホテルにとって、この認証取得は初めての試みであり、持続可能なホテル運営が国際的に評価された重要な出来事です。今後も「地域社会との共生」「環境配慮」「高品質なサービス」に基づいて、サステナブルな取り組みを拡大していく意向です。
西鉄ホテルグループの展望
西鉄グループは、国内外に23店舗を展開し、便利で快適な空間を提供しています。各ブランドの特色を活かしたサービスを提供することで、お客様の多様なニーズに応えています。
また、サクラクオリティグリーン認証を取得したことにともない、SDGsの推進に向けた独自のエコマークも設定しました。このマークは、親しまれてきたライオンのシンボルと各ブランドの色を組み合わせたもので、SDGsへの取り組みを可視化することを目的としています。
お客様とともに、持続可能な社会の実現に向けて共に歩んでいくことを目指しています。詳細は、
サステナビリティ特設ページをご覧ください。