水産養殖の未来
2026-06-30 15:53:23

マレーシアのサバ大学とユーグレナが水産養殖で共同研究をスタート

マレーシアのサバ大学とユーグレナの新たな挑戦



2026年4月、マレーシア国立サバ大学(Universiti Malaysia Sabah、以下「UMS」)は、ユーグレナマレーシア(Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、以下「Euglena Malaysia」)と共同研究を開始することを発表しました。この研究は、水産養殖分野における機能性素材の評価を重点に置いています。

研究の背景と目的



近年、世界的な食料供給がますます重要視されている中で、特に水産養殖分野が急成長を遂げています。2024年には、養殖業の生産量が過去最高を記録する見込みです。しかし、持続的な成長には、生産性向上や魚病対策、環境負荷の軽減が欠かせなくなっています。

このような課題に対処すべく、本共同研究は微細藻類由来の素材を飼料に利用し、養殖魚の健康や生産性を高めることを目的としています。UMSは海水魚養殖の研究で豊富な実績を持ち、Euglena Malaysiaは微細藻類の研究に長けていることから、両者の技術を融合させることで新しい可能性をひらこうとしています。

研究契約締結セレモニー



2026年6月29日、マレーシア・サバ大学にて研究契約締結セレモニーが行われました。このイベントにはUMSとEuglena Malaysiaの関係者が集まり、イノベーションの促進、産学連携の強化、そして食料安全保障への貢献について意見を交わしました。

共同研究の具体的な内容



本研究では、UMSが持つ養殖や魚類生理学、免疫研究の基盤を生かし、微細藻類由来の飼料の影響を多角的に評価します。具体的には、免疫機能の向上や飼料効率の改善に注目し、成長指標や生理状態に基づいて評価を行います。その結果、機能性飼料の新しい可能性を探ることを目指しています。

また、ユーグレナは自社の飼料事業に関する知見や海外展開戦略を生かし、技術的及び戦略的支援を行います。

研究の展望



本プロジェクトを通じた知見は、アジア地域の水産養殖の進化と持続可能な発展に貢献することを期待しています。また、将来的には、科学に基づいた機能性飼料の開発や社会実装に繋がることも視野に入れています。さらに、この研究成果はユーグレナグループの飼料事業の強化にも役立つと考えられており、国際的な市場への進出につながる可能性があるでしょう。

共同研究の意義についてのコメント



Euglena MalaysiaのR&D責任者、小倉卓氏は、「本共同研究を通じて、微細藻類由来素材の新たな価値創出に貢献し、養殖業のさまざまな課題を解決できることを願っています。」と述べています。また、UMSのボルネオ海洋研究所所長、チン・フイフイ准教授も、「このパートナーシップは、微細藻類バイオテクノロジーによる養殖イノベーションの推進に繋がると信じています。」とコメントしています。

今後も、両者の共同研究が持続可能な水産養殖を実現するための一歩となることを期待します。


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会社情報

会社名
株式会社ユーグレナ
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE 田町
電話番号
03-3453-4907

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