共同カイテック、本社移転の背景と新オフィスの魅力
環境設備メーカーの共同カイテック株式会社は、今後の事業拡大に向けて恵比寿ガーデンプレイスに本社を移転することを発表しました。これにより、社員の増加に対応し、より一層の業務効率を図る狙いがあります。新オフィスでの稼働は8月19日から始まる予定です。
移転の理由と新オフィスの位置
共同カイテックは、約7年間にわたり東京都渋谷区で本社業務を遂行してきました。しかし、事業が成長する中で、社員数が増加することとなり、それに応じて新たなオフィスへの移転が必要となりました。取引先や社員への負担をできる限り軽減するために、同じ恵比寿エリア内での移転を選択したのです。新しい住所は、〒150-6023東京都渋谷区恵比寿4ー20ー3、恵比寿ガーデンプレイスタワーとなります。アクセスも良好で、JR山手線「恵比寿駅」東口より徒歩5分、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口より徒歩7分の距離です。
新オフィスの特徴
新オフィスでは、「KY-TECasOne」という理念に基づき部門間での連携を重視した設計がなされています。特に注目されるのは、広々としたコミュニケーションスペースで、社員の交流を促進することが狙いです。従来の固定席の利用に加え、一部ではフリーアドレス制を導入し、自分のスタイルに合わせた快適な働き方を可能にします。
また、電力監視や温度監視を担う関連企業、株式会社DCASIAも同じフロアに移転するため、業務効率を向上させ、より密なコミュニケーションが実現します。この距離の縮まりは、顧客のニーズに迅速に応えるための重要な要素となるでしょう。
ショールームのリニューアル
さらに、新オフィスでは入館時に目を引くショールームスペースをリニューアルし、会社の製品がより分かりやすく展示される予定です。実物や内部構造が見て分かる模型やパネルを活用することで、利用者が直感的に理解できるようになります。また、社員からのフィードバックを受けてレイアウト変更も行い、円滑な製品閲覧が可能になるように配慮されています。
会社概要と主要事業
共同カイテックは、持続可能な未来を見据えた製品作りに励む環境設備メーカーとして、1950年11月20日に設立されました。代表取締役社長は吉田建氏が務めています。主な事業は以下の通りです:
1.
バスダクト:大容量の電気を流すことができる電力供給システム。
2.
フリーアクセスフロア、OAフロア:床内に電力や情報ケーブルを収めるシステム床。
3.
屋上・壁面緑化:建物の断熱性や景観向上を目指した緑化手法。
新たな体制で事業を拡大し続ける共同カイテックは、社員同士の交流を大切にしつつ、環境に配慮した製品作りに対する取り組みを一層強化していくことでしょう。