MUJIとURの新拠点
2024-10-23 20:31:47

MUJIとUR団地が新たな交流拠点を創出 港南台かもめ団地集会所リニューアル

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトの新たなステージ



神奈川県横浜市の港南台かもめ団地にて、MUJIとUR都市機構が手掛けた集会所リノベーションが完成しました。このプロジェクトは「MUJI×UR 団地まるごとリノベーション」の一環として進められ、地域コミュニティの形成や活性化を目指しています。2021年から始まったこのプロジェクトは、「多世代交流の拠点」となることを目的に、新たな集会所のあり方を見つめなおし、地域の人々がいつでも気軽に集まれる場所を提供することを目指しています。

港南台かもめ団地の魅力



港南台かもめ団地は、大規模な団地として知られ、自然豊かな環境の中に位置し、日当たりや風通しも良好です。この地域の特性を活かし、集会所を中心としたリノベーションが実施されました。住民の意見を反映した「かもめプロジェクト」では、集会所の未来について話し合う「かもめ会議」や、集会所や屋外スペースを利用した「かもめマルシェ」などのイベントが開催され、地域住民との対話を重視しています。

新たな集会所の特徴



集会所のデザインには、誰でも立ち寄りやすいような工夫が施されています。例えば、エントランスから土足で入れるように改修し、外に出る際も気軽に行き来ができるようになりました。また、エントランスには本棚が設置され、コミュニティの交流の場となることを期待しています。さらに、外部空間を活用した「つながるストリートファニチャー」が設置され、食事やアウトドア活動を楽しむことが可能になりました。

室内にはシェアキッチンを新設し、これまでの多目的スペースに様々な用途が可能な空間を提供しています。シェアキッチンでは、住民同士が料理を楽しむことができ、料理の後には外の芝生やベンチで気軽に食事をとることもできます。和室にはMUJIが共同開発した「麻畳」を導入し、多様な使い方ができる空間として活用されます。また、「みんなのギャラリー」では住民の作品展示が可能で、ラウンジエリアは誰でもリラックスできるスペースとして設けられています。

地域生活圏の活性化に向けた継続的活動



MUJIとUR団地が進めるリノベーションプロジェクトは、ただの空間の改修にとどまらず、地域の活性化を図る取り組みも含まれています。「かもめ会議」を通じて住民の意見を継続的に取り入れ、集会所の利便性向上や集客数増加を目指す活動も行われています。

また、赤い小さなマルシェで開催される「かもめマルシェ」は、地域の魅力を広める場として注目を集めています。近隣の「無印良品 港南台バーズ」による出張販売やワークショップ、地域ボランティアによるミニコンサートなど、これからも様々なイベントを通じて地域住民との結びつきを深めていくです。

さらに集会所を利用した「かもめクラブ」では学びをテーマにした活動を行っており、地域の人々が集う場としての役割を果たしています。

まとめ



港南台かもめ団地の集会所リノベーションは、住民の交流を促進する新しい施設となりました。MUJIとUR団地の共同プロジェクトは、地域全体の活性化に寄与し、新たなコミュニティの形成へとつながることが期待されています。将来的には、地域の人々が集うこの場所を通じてさらに多くの交流や学びが生まれ、港南台かもめ団地がますます魅力的な地区へと成長を遂げることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社MUJI HOUSE
住所
東京都文京区後楽2-5-1住友不動産飯田橋ファーストビル7階
電話番号

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