渋谷に新たなブロックチェーン拠点「Centrum」開設、開発者向けイベントも開催

渋谷に誕生したブロックチェーン拠点「Centrum」

2023年8月、渋谷駅前に新たにオープンした「Centrum（セントラム）」は、ブロックチェーンや分散システムの領域に特化したコミュニティスペースです。この場所は、サンフロンティア不動産株式会社とモノバンドル株式会社が共同運営しており、アジアにおけるブロックチェーンエコシステムのハブとしての役割を担っています。

Centrumの新しい取り組み

Centrumでは、ブロックチェーン技術の基盤であるノードを運用する新たな取り組みを始めました。これは、開発者コミュニティの形成とノード運用の教育機会の提供を目的とした非営利のプロジェクトです。この活動を通じて、参加者はノードの運用技術を学び、ブロックチェーンの深い理解を得ることができます。

2月21日には、ノード運用に興味がある開発者やスポンサード企業を対象とした説明会が開催される予定です。この会合は、参加者がノードを運用する上での基礎知識や活用方法について学ぶ貴重な機会となります。

ノード運用とは

そもそもブロックチェーンとは、複数のコンピュータが連携して情報を共有する分散システムです。各コンピュータは「ノード」と呼ばれ、全体のネットワークの運営に重要な役割を果たしています。Centrumでは、専用のミニPCが設置されており、各ノードを立ち上げることができる環境が整っています。これにより、個々の開発者が実際にノードやbotを構築する経験を積むことが可能です。

ノード運用支援の具体的内容

- 設備: Centrumの施設内に、ミニPCを設置し、それぞれが異なるプロトコルに対応します。
- 教育内容: OSインストール、ノードの立ち上げ、RPCサーバーやFaucetサービスの運用、ノードの稼働状況の可視化など、実践的なテクニックが学べます。
- 参加メリット: 個人でノードを構築するスキルや、ブロックチェーンの仕組みについて深く理解できることは、今後のキャリアにおいて大いに役立ちます。

スポンサードの概念

Centrumでは、開発者だけでなく、企業や団体のスポンサーも募集中です。スポンサーシップを通じて、ノード構築に関する知見を獲得できるほか、企業名の露出や、有力なネットワークとの接点を得ることができます。500 USDの寄付で基本的な記載が可能で、1500 USDではロゴの掲載も支援されるなどのメリットがあります。

詳細な情報や参加方法

ノード運用に興味のある開発者、スポンサードに興味のある企業・団体など、ぜひ説明会にご参加いただきたいと思います。イベントは2025年2月21日（金）19時半から行われます。会場はCentrum（東京都渋谷区神南1-23-10 東急渋谷駅前ビル MAGNET 4F）で、参加費は無料です。参加申し込みや詳しい情報は公式リンクからご確認ください。
開発者向け参加申込フォーム
スポンサー申込フォーム

「Centrum」について

Centrumは、開発者や企業を結集する場として、ブロックチェーンと分散システムの最新情報を提供し続けています。設立以来、累計来館者数は約8,500名を誇り、今や月間約500名が訪れる人気のスポットとなりました。このコミュニティスペースでは、最適な働き方を支援する環境を整え、今後も様々なワークショップや交流イベントを企画予定です。

興味のある方はぜひ一度訪れてみてください。
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