公園・庭園の魅力
2020-12-15 13:00:02

東京都立公園・庭園で楽しむ自然美と季節の花々の調べ

都市の中のオアシス、東京都立公園・庭園



東京の喧騒の中、自然に癒される場所が点在する東京都立公園・庭園。これらの場所では、四季折々の花が咲き誇り、訪れる人々に心安らぐひとときを提供しています。最近、東京都が公開した2020年の撮影映像では、特に目を引く花々と美しい風景が収められています。これから、いくつかのおすすめスポットを紹介しましょう。

旧古河庭園の秋のバラと紅葉



旧古河庭園は明治時代に陸奥宗光の邸宅跡地に作られた美しい庭園です。ここでは英国式の洋館と日本庭園が見事な調和を描いており、季節ごとに様々な花が楽しめます。特に秋には、バラと紅葉が織りなす景観が絶妙で、2020年の秋バラは開花がゆっくり進んだため、12月まで楽しむことができました。また、紅葉は早めに色づき、長く残ることが予想されています。旧古河庭園は、和洋折衷の美しい景観を後世に伝える貴重な場所です。

六義園の華麗なるツツジ



文京区にある六義園は、元禄時代から続く文化財で、多くの樹木に囲まれた庭園です。この庭園では、特にターゲットとなるのが30種類、1,000株以上のツツジです。園内の藤代峠からは、満開のツツジと庭全体のパノラマを楽しむことができます。春の期間中は、ドウダンツツジを皮切りに次々と花が咲き、訪れる人々の目を楽しませます。見ごたえのある景観が広がる六義園は、まさに春の訪れを感じさせる特別な場所です。

浜離宮恩賜庭園の江戸の風情



浜離宮恩賜庭園は江戸時代に造られた大名庭園で、都会の喧騒を忘れさせる静謐な空間です。この庭園の特徴は、海水が出入りする池や歴史的な建物、240年以上の樹齢を誇るクロマツなどがあります。春には菜の花や桜が美しく咲き、都会のオアシスとして訪れる人々を惹きつけています。特に高層ビルをバックに咲くサクラと菜の花は、都会と自然の見事な調和を堪能できるシーンです。

葛西臨海公園の花壇



葛西臨海公園では、東京湾を一望できる広々とした景観が特徴です。新たに設置された「ひまわり花壇」には、8種類のひまわりが植えられ、震災復興の願いが込められています。また、「青海波花壇」は、和の美しさを表現した花壇で、各種の花々がデザインパターンのように組み合わさり、見ごたえのある光景を作り出しています。

自然を楽しむ新しい日常



コロナ禍の影響で、近隣の自然を楽しむことが求められている中、これらの公園や庭園は身近な観光スポットとして再評価されています。新しい日常として、自らの健康を考えつつ自然と触れ合う体験を重視することが重要です。日頃からマスク着用や手洗いを心掛け、感染防止策を講じながら、心温まる自然の美しさを感じる時間を楽しんでください。これこそ、現代のライフスタイルに寄り添った安らぎの形です。

各公園と庭園の基本情報


  • - 旧古河庭園: 東京都北区西ヶ原1-27-39 / 入園料: 150円
  • - 六義園: 東京都文京区本駒込6-16-3 / 入園料: 300円
  • - 浜離宮恩賜庭園: 東京都中央区浜離宮庭園1-1 / 入園料: 300円
  • - 葛西臨海公園: 江戸川区臨海町6-2-1 / 入園料: 無料

ぜひ、これらの公園や庭園で自然美に触れ、癒しの時間を過ごしてください。

会社情報

会社名
東京都建設局公園緑地部
住所
東京都新宿区西新宿2-8-1東京都庁第二本庁舎
電話番号

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