鹿児島Digi-1グランプリ
2024-12-07 14:16:18

第一工科大学、鹿児島Digi-1グランプリ2024準グランプリの栄誉

第一工科大学が栄誉に輝く



鹿児島県内で開催された「鹿児島Digi-1グランプリ2024」において、第一工科大学がアイディア部門で準グランプリを受賞しました。このコンペティションは、地域が抱える課題をデジタル技術の活用によって解決する革新的な取り組みを表彰するイベントで、今年は令和6年7月から9月にかけて実施されたものでした。

受賞の背景とテーマ



今回、アイディア部門では全46件の応募があり、審査員による厳正な審査の結果、見事に選ばれたのが藤原綾先生と情報・AI・データサイエンス学科に所属する8名の学生たちのプロジェクトです。彼らは「自治体のDX化におけるコミュニケーションの発展と地域産業の可能性」というテーマで提案しました。これは、地域自治体のホームページや公式LINEを活用し、地域内のデジタルコミュニケーションを活性化させることを目指しています。さらに、この施策は地域産業の創出と独自の価値のPRに繋がることが期待されています。

現在、彼らは霧島永水の自治会と協力し、月に一度のLINEを利用した講習会などのイベントを開催する計画です。これにより、地域住民のデジタルスキルを向上させるとともに、地域全体の活性化を図りたいと考えています。

審査員の高評価



審査員からは「地域のコミュニケーションの向上だけでなく、地域の伝統の継承にも寄与する素晴らしい取り組みであり、実現可能性が高い」とのコメントが寄せられました。特に山間部で孤立した地域にプラスの影響を与えることが期待されており、地域の持続可能性を高める施策として注目されています。

受賞コメント



受賞の際、藤原綾先生は「2050年までに鹿児島県の半数以上が単身世帯になると予測されている中、孤独死を防ぎ、助け合えるコミュニティを築くためには、地域のコミュニケーションを復活させる必要があります。今回の受賞は地域の皆さんの協力があっての成果です」と感謝の意を示しました。また、学生たちも自分たちの故郷のために問題解決に取り組めたことを誇りに思っています。

学生たちは、自らのアイディアが評価されたことに純粋な喜びを感じつつ、取り組みを通じて実践的な経験を得たと語りました。「特に高齢者が多い地域でのDX化を進めるにあたり、使いやすさに注意を払うことが重要だという認識を新たにしました。」

本学の教育方針



第一工科大学の情報・AI・データサイエンス学科では、AIやデータサイエンスの基本的な理論に加え、情報通信技術の最新トレンドを学ぶことができます。実習を通じて応用力や問題解決能力を養成し、ビジネス、教育、スポーツサイエンスなど多岐にわたる分野で通用する人材を育成しています。

大学の概要



大学名:都築教育学園 第一工科大学
学長:都築 明寿香
所在地
  • - 鹿児島霧島キャンパス:鹿児島県霧島市国分中央 1-10-2
  • - 東京上野キャンパス:東京都台東区上野 7-7-4
設立:1985年
第一工科大学は鹿児島県内唯一の私立理系大学で、多様な学科を持ち、学生の専門性を高める教育を行っています。2021年4月には第一工業大学から名称を変更し、新たなスタートを切りました。


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会社情報

会社名
都築学園グループ
住所
福岡市南区玉川町22番1号
電話番号

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