クリニック向けSaaS「medicalforce」が新たに導入した機能に注目
株式会社メディカルフォースが提供する「medicalforce」は、クリニックの運営を助けるオールインワンのSaaSソリューションです。最近、同社は新たに「目安箱」機能を発表しました。この機能は、クリニックからの改善要望を収集し、製品開発に役立てるためのものです。利用者のニーズにより応じる姿勢を強化する意味での重要な一歩となります。
「medicalforce」は、自由診療や形成外科、皮膚科など多岐にわたるクリニックに対応しており、予約管理や会計を効率化するための機能が充実しています。リリース以来、ユーザーからの要望に基づき多くの機能を進化させてきました。新たに導入された目安箱機能は、ユーザーが直接フィードバックを投稿できる点が特徴です。これにより、メディカルフォースの専属開発チームは、クリニックの声を反映した機能をより迅速に提供することが可能になります。さらに、この機能はユーザーの利便性向上を目的としていますが、全ての要望に対応するものではないことを理解していただく必要があります。
目安箱機能がもたらす新たな可能性
この新機能により、約4ヶ月の間に累計10の新機能がリリースされています。特に注目すべきは、「キャンセル時アンケート」と「予約カレンダーにメモ機能」の二つです。キャンセル時のアンケートでは、患者がキャンセル理由を簡単に投稿でき、その情報を管理画面で分析することが可能です。これにより、クリニックの運営者はキャンセル傾向を把握し、対応策を講じることができるようになります。
また、予約カレンダーへのメモ機能の追加で、スタッフは予約情報に必要な情報を一目で確認できるようになりました。今までの手間を大幅に軽減し、日々の業務がスムーズに進むことで、クリニックの運営にとっての大きな支援となるでしょう。
「medicalforce」の特長と市場の位置づけ
「medicalforce」は、電子カルテや予約管理、会計、在庫管理など多様な機能を集約した製品で、550以上のクリニックで広く導入されています。2025年2月期の調査では、「電子カルテとしての導入院数No.1」との評価を受けています。これまで数多くのクリニックからの声を反映し続けてきた背景には、システムの使いやすさと業務効率化を実現するための継続的な改善があると言えます。
新機能のリリースは、医療現場が直面する課題に対処するための強力な武器であり、今後もさらなる機能追加や改善によって、クリニックの運営サポートを行っていくことでしょう。もし興味を持たれた方は、以下のリンクから詳細な情報を確認できます。
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会社情報
メディカルフォースは2020年11月に設立され、東京都品川区に本社を置いています。代表取締役は畠中翔一氏で、クリニック向けのオールインワンSaaS「medicalforce」をはじめとし、さまざまなサービスを展開しています。医療業界におけるデジタル化の進展に寄与するため、今後も革新を続けていくことでしょう。