食品支援で子どもたちに笑顔を!
認定NPO法人フードバンク山梨は、子どもの貧困対策の一環として、地域で生活する多くの子どもたちに食料を届ける活動を行っています。今年度の冬、同法人は約900世帯、約2000人の子どもたちに食料を支援するための箱詰め作業を行いました。
クリスマス仕様の食品支援
2023年の冬は、特別な装いで子どもたちに贈られる食品の箱詰めが行われました。今年は特に箱がクリスマス仕様になっており、子どもたちの笑顔を考えた工夫がなされています。12月16日から1週間にかけて、ボランティアたちが連日集まり、この温かい取り組みを支えました。「あなたの寄付で特別な一日を」という呼びかけに応じ、多くの地域の方々が賛同し、心温まる活動が実現しました。
食品寄付のフードドライブ
フードバンク山梨では、食品寄付を広く呼びかける「フードドライブ強化月間」を設け、10月16日から11月15日までの1か月間にわたり、21トンもの食品を集めました。物価高騰の影響で、一時は寄付が減少していましたが、個人や企業が力を合わせ、再び多くの食品が集まりました。
特に、県内の高校をはじめとする教育機関からの寄付が目立ち、地域全体で子どもたちを支える意識が高まったようです。地元の高校生たちも積極的に食品を集め、地域の子どもたちに温かい手を差し伸べました。
ケーキキットの贈呈
フードバンク山梨では、食品支援の一環として、親子で楽しめる手作りケーキキットも同時に届けることにしました。この購入に必要な資金を多くの方からご寄付いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。参加者たちの手によって丁寧に詰められた箱には、食品だけでなく、子どもたちが楽しいひとときを過ごせるような工夫も施されています。
大勢のボランティアが集結
箱詰め作業には、合計で80名ものボランティアが参加しました。個人から企業まで、さまざまな方々がその活動に協力し、無事に発送作業を完了することができました。参加したボランティアからは、「大変でしたが、箱を開けた瞬間の子どもたちの笑顔を想いながら、丁寧に作業しました」という声が寄せられています。
支援がもたらす大切な意義
物価高騰の影響は、支援する側、受け取る側の双方の暮らしに影響を及ぼしていますが、今こそ分かち合うことの重要性を多くの方と感じ共有したいと考えています。“支援が必要な誰か”を思う優しさを、ぜひ私たちにお寄せください。フードバンク山梨はこれからもこの取り組みを続け、地域の子どもたちを支えていきます。
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設立:2008年10月19日
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