まねきねこの再エネ挑戦
2025-10-15 13:35:34

カラオケチェーン「まねきねこ」が再エネ導入で環境貢献を加速

カラオケチェーン「まねきねこ」が再エネ導入で環境貢献を加速



国内最大級のカラオケチェーン「カラオケまねきねこ」を運営する株式会社コシダカが、環境への配慮を強化しています。この度、コシダカはファームランド株式会社及び株式会社エナリスと連携し、再生可能エネルギーを利用したオフサイトPPA契約を締結しました。2025年10月15日から、東京エリアにある69拠点での電力供給を開始し、年間でおよそ5,076トンのCO2排出量の削減を見込んでいます。

再エネの「追加性」への取り組み



今回導入されるオフサイトPPA契約は、「追加性」のある再エネの導入を促進することが特徴です。「追加性」とは、新たな再生可能エネルギー設備の設置が促されることを意味し、これにより自社のCO2排出量削減を進めると同時に、社会全体の再エネ導入の増加を図ることができます。コシダカはすでに電力の実質再エネ100%を達成しており、2030年を目標にその内の30%以上を追加性のある再エネに切り替えることを計画しています。

具体的な電力供給の流れ



今回の契約により、カラオケまねきねこの東京エリア69拠点での電力使用量のうち、約19%にあたる約243万kWhを群馬県安中市に設置される太陽光発電設備から調達します。ファームランドが地元での発電を担い、地域貢献の役割も果たす形です。不足する電力は、エナリスが実質再エネ100%の電力を供給します。

企業理念と未来へのビジョン



コシダカは「豊かな余暇生活の実現」と「希望に溢れた平和な世界の構築」を経営理念に掲げています。中期経営ビジョン「エンタメをインフラに」に基づき、持続可能な社会の発展を目指し、2050年に向けて「Scope3」を含む全サプライチェーンのカーボンニュートラルを実現することを目指します。

対するファームランドは、農業支援と農家の所得向上に貢献すべく、太陽光発電事業を中心に耕作放棄地の有効活用を進めています。地元農家のために還元し、地域の発展に寄与する意向を強く持っています。

エナリスの役割



株式会社エナリスとその子会社であるエナリス・パワー・マーケティングは、企業の脱炭素推進を支援する多様なソリューションを提供しています。オフサイトPPAをはじめ、幅広い電力サービスを通じて、企業が再エネを簡単に導入できるようにサポートしています。

持続可能な未来に向けて



コシダカ、ファームランド、エナリスは、共同での取り組みを通じて日本におけるカーボンニュートラル社会の実現に貢献する考えです。この契約により、環境負荷を減らすだけでなく、地域経済の発展にも寄与する未来を築いていくことでしょう。今後の進捗に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社エナリス
住所
東京都千代田区神田駿河台2-5-1御茶ノ水ファーストビル 14F
電話番号

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