新たな終活の一歩を踏み出そう
11月23日、株式会社tayori(本社:東京都中野区)が新しい「ことばの保険」である『tayorie』を本リリースしました。このサービスは、誰もが気軽に終活に取り組むための第一歩を提供し、突然の別れに備える文化を育むことを目指しています。
終活への意識と現実のギャップ
終活に対する関心は高まっていますが、行動に移す人はまだ少数派です。楽天株式会社の調査によれば、約7割の人が「終活を行いたい」と考え、その71.5%が「家族に迷惑をかけないために必要」と感じています。しかし実際には、終活を実施している人は1割にも満たないというのが現状です。これは、終活がまだまだ身近な選択肢として認識されていないことを示しています。
将来への備え
日本の人口動態データによると、2040年には日本の年間死者数がピークを迎えると予測されています。この状況の中で、『tayorie』は大切な人との別れの準備をサポートし、デジタル技術を活用した文化の普及を図ります。
大切な人との別れに備える
大切な人との突然の別れは、残された人々に大きな心の負担を残します。予め大切な想いや必要な情報を登録しておくことで、その負担を軽減することが可能です。『tayorie』は、ユーザーが安心して未来を歩むための「頼り」に応える存在として誕生しました。
『tayorie』の仕組み
『tayorie』では、生前に登録したメッセージや情報を、ユーザーのエンディングが判定されると指定された相手に自動送信するサービスを提供します。このサービスには、いくつかの特徴があります。まず、個別の想いや必要な情報を相手ごとに残すことができ、メッセージが必要な時に迅速に届けられます。また、信頼できる身内がいない場合でも自動でエンディングを判定し、メッセージを送信することが可能です。
さらに、LINEを通じて直感的に操作できるため、特別なアプリや登録は不要で、誰でも簡単に利用できます。
開発の背景
このサービスの開発にあたっては、代表取締役の小松実咲の幼少期からの経験が影響しています。彼女が大切に思っていた方の突然の死を受け、その残された家族の思いに触れ、人々の気持ちに寄り添えるサービスを創る決意を固めました。
ショートドラマとのコラボ
また、『tayorie』の本リリースに合わせて、株式会社GOKKOが制作したショートドラマも注目されています。このドラマでは、結婚を考えていた恋人との突然の別れを経験した女性が、『tayorie』を介して彼からの最後のメッセージを受け取り、前へ進むきっかけを得るストーリーが描かれています。視聴者に死について考えるきっかけを与える内容となっています。
まとめ
『tayorie』は、今後も進化を続け、ユーザーの心の支えとなり、大切な想いを未来へ届ける存在でありたいと考えています。この新しい終活のスタイルを通して、少しでも多くの方に、その大切な人との未来を考えさせるきっかけを提供することが、株式会社tayoriの願いです。
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