全国の福祉現場に359,650枚のマスクをおすそわけする取り組み
昨今、新型コロナウイルスの影響を受け、福祉現場におけるマスクの必要性が増しています。そんな中で、「おすそわけしマスク」というプロジェクトが発足し、たくさんの方に支持されています。約1ヶ月の活動を経て、なんと359,650枚のマスクが全国の福祉現場にお届けされています。
プロジェクトの背景
「おすそわけしマスク」は、個人や企業から寄付されたマスクを必要とする福祉現場に配布するプロジェクトです。プロジェクトの開始からこれまで、2,800名以上の方々が力を貸してくださり、寄付依頼も全国の800以上の福祉現場から届けられました。寄付依頼の合計は373,830枚と、非常に多くのニーズがあることが分かります。こうした緊急の状況に対し、私たちは、できる限り早く支援の手を差し伸べるべく、359,650枚のマスクを福祉現場に届けてきたのです。
福祉現場からの感謝の声
届けられたマスクに対して、福祉現場の職員からは多くの感謝の声が寄せられました。例えば、あるグループホームの職員は「マスクが手に入らず、非常に不安だったところに助けが来ました」と話しました。また、放課後等デイサービスの職員は「スタッフが手作りマスクを作っていたが、在庫がなくなりかけていたので、不安な気持ちが和らぎました」と述べ、嬉しい気持ちを伝えました。これらの声は、支援の重要性を改めて認識させてくれます。
購入者からのサポート
さらに、マスクを購入した地域の信用金庫からも温かいコメントが寄せられました。「私たちも地域に根ざした存在として、おすそわけしマスクに賛同し、1万枚のマスクを購入しました。地域貢献ができることに感謝しています」と述べ、地域の皆さんとのつながりを感じています。
新たな販売形態「全部おすそわけしマスク」
最近では、福祉現場からのマスクの希望が続々と届いており、購入者からも「もっとおすそわけしたい」という声が増えてきています。そのため、「全部おすそわけしマスク」という新たな形が登場しました。このパッケージは、購入された50枚のマスクを全て福祉現場に贈るものです。
リンク先:
全部おすそわけしマスク商品ページ
ダイジェストムービーの公開
また、プロジェクトの活動の様子をまとめたダイジェストムービーも公開されました。おすそわけの輪が広がっていく様子をぜひご覧ください。
動画リンク:
ダイジェストムービー視聴
「#福祉現場にもマスクを」
私たちは、「#福祉現場にもマスクを」というハッシュタグを展開し、さらに支援を広げています。このプロジェクトは一般社団法人障害攻略課、NPO法人D-SHiPS32、一般社団法人Get in touch、株式会社ヘラルボニーの協力のもと立ち上がりました。私たちの目指すのは、少しでも多くの福祉現場にマスクを届けることです。
特設ウェブサイトも存在しますので、ぜひご覧ください。
特設ウェブサイト
おすそわけしマスクについて
「おすそわけしマスク」は、55枚購入することで、そのうち5枚が福祉現場へ届けられる仕組みです。この取り組みを通じて、誰かの役に立つことができるのです。合言葉は「わたしのマスク、おすそわけしマスク」です。これからも多くの方に参加していただき、一層の支援を広げていくことができればと思っています。