愛知の誇り!黒毛和牛『下村牛』の魅力に迫る
愛知県大府市で育てられる黒毛和牛『下村牛』が再び注目を集めています。なんと、2025年の肉牛総合共励会で最高の栄誉である「愛知県知事賞」を受賞し、これで12年連続となりました。ここでは、その受賞の背景や『下村牛』の特長に迫ります。
受賞に至るまでの道のり
『下村牛』を育てる有限会社下村畜産は、過去100年以上にわたり和牛の繁殖と肥育に情熱を注いできました。毎年名古屋市で行われる肉牛共励会において、厳選された90頭の中から選ばれるこの賞。その理由は、質の高い肉質や風味にあります。
一頭一頭への愛情
『下村牛』が特別なのは、飼育方法にあります。下村畜産では、個々の牛の特徴を生かすための独自の配合飼料を用い、マッサージなどでストレスを軽減しています。このような取り組みが、高い品質を維持する秘訣となっているのです。
下村牛の特長
1.
うまみ成分が豊富
『下村牛』の肉は、通常の和牛の30倍ものグルタミン酸を含んでいます。これが、あふれ出るうまみの秘密と言えるでしょう。
2.
柔らかさと口の良さ
加えて、オレイン酸が豊富で、融点も低いため、口の中でとろける食感を楽しめます。
3.
匂いと風味
焼いたときに漂うジューシーな香りは、食欲をそそります。
4.
最大の肉量
各牛の能力を最大限発揮させる抜群の育成方法も特徴です。
自社牧場での一貫した管理
下村畜産では、繁殖から肥育まで、一貫した管理を行い、品質の向上とコストの抑制に成功しています。ストレスフリーな環境で育てることで、健康な牛が生まれるとの信念の下、科学的根拠を基にした健康管理も実施しています。
また、もともと持っている血統へのこだわりも強い『下村牛』。肉質、霜降り具合などが決まる血統を大切にしています。
成長と未来へのビジョン
現在、『下村牛』を育てる株式会社下村畜産食肉では、約4,800頭を飼育していますが、2030年にはその頭数を10,000頭に増やすことを目指しています。国内外への輸出を強化し、より多くのお客様に『下村牛』の魅力を届けていく予定です。
直接味わえる店舗
『下村牛』を楽しむには、直営店の「三代目下村牛」がおすすめです。ここでは、97%のお客様が「うまい」と絶賛する黒毛和牛を堪能することができます。
【店舗情報】
住所: 愛知県大府市柊山町3-181-1
営業時間:
月・火・木・金: 11:00-14:30 / 17:00-22:00
土・日・祝: 11:00-22:00
まとめ
愛知の地で育まれた『下村牛』の美味しさと、その成功の裏側を伺いました。未来に向かって成長を続ける『下村牛』の魅力に、ぜひ注目していただきたいです。