千葉大生とZOZO
2025-04-04 11:27:44

千葉大生とZOZOが取り組むファッションと環境の未来

学生とZOZOが描く未来への挑戦



千葉大学と株式会社ZOZOの協同プロジェクト「ファッションとサステナビリティ」が、2024年度の活動報告会を迎えました。
2022年度から始まったこのプロジェクトは、環境保護や人権問題に焦点を当て、全4つの班に分かれた学生たちが具体的なアクションを展開しています。

環境班の活動



環境班は海洋ごみ問題に取り組み、ビーチクリーン活動に参加しました。具体的には、ZOZOが主催する「ZOZO Beach Clean Action」に参加し、2024年の春から秋にかけて幕張の浜で定期的に活動を行いました。参加者たちは実際にビーチでごみを拾い、啓発活動を通じて地域の人々にも海洋ごみの重要性を広めています。

さらに、Chiba Winter Fesでは海洋ごみ問題に関する紙芝居「ウミちゃん物語」を制作し、子どもたちに上演することに成功しました。この紙芝居は、3R(Reduce, Reuse, Recycle)の重要性を伝える役割を果たし、参加した子どもたちの関心を呼び起こしました。このイベントに訪れた約160人の子どもたちは、啓発活動を楽しみながら、環境への関心を深めたことでしょう。

人権班の取り組み



人権班では「ファッションにおける人権問題」をテーマに、勉強会や企業取材を実施しました。ZOZO生産プラットフォーム部やBEAMS、THE BODY SHOPの取り組みを取材した結果をパネルにまとめ、Chiba Winter Fesで展示しました。参加した学生たちは、「多様な視点からの学びが深まった」との感想を述べ、企業の内部情報に触れる貴重な機会となりました。

この活動は、学生たちが人権問題を自らの問題として考えるきっかけともなり、社会への意識を高めました。

ダイバーシティ班の挑戦



ファッションを通じて誰もが自己表現できる未来を目指すダイバーシティ班は、「インクルーシブウェア」に焦点を当てました。障がい者がファッションを楽しむ権利をサポートするため、千葉大学教育学部附属特別支援学校の教員に取材し、その知見を基に展示パネルを制作しました。さらに、ZOZOの協力によって、着脱しやすいズボンのサンプルも展示され、多くの来場者の関心を集めました。

地域班の貢献



地域班は、西千葉の地域活性化を目指し、「おうちで使えるおしゃれグッズづくりワークショップ」を実施しました。子ども向けのペットボトルランタン作りなど、様々な体験を通じて、地域の人々が新しい挑戦をするきっかけを提供しました。このワークショップは人気を集め、参加者の多くが楽しみながらリサイクルの重要性を学びました。

活動報告会の成果



2025年3月28日、千葉大学では一年を通じて進められたプロジェクトの報告会が行われ、参加した15名の学生には修了証が授与されました。学生たちの活動を支えたZOZOの担当者は、学生の探求心を尊重し、主体的な学びの場を提供することの重要性を強調しました。学生たちの情熱と思考が、今後の社会に良い影響を与えることを期待しています。

このプロジェクトを通じて、千葉大学の学生たちはファッションを通じた社会的課題の解決に挑戦し、持続可能な未来へ向けた意識を高めることができました。彼らの活動が今後も社会にインパクトを与えることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。