名古屋の和食居酒屋ー『ぐっとくるダイニング』
愛知県名古屋市に拠点を置く株式会社ぐっとくるダイニングは、和食居酒屋を26店舗運営している人気の飲食チェーンです。2023年にスタートした社内プロジェクト「ずっとCrewプロジェクト」は、外国人スタッフが母国へ帰省できる長期休暇制度の導入を通じて、多文化共生を目指しながら、企業の成長を促進しています。
外国人材の活躍が生む良い成果
ぐっとくるダイニングは、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、ネパールといった4カ国からの外国人料理人を受け入れ、共に働く環境を整えています。2023年の外国人材採用開始から、離職者数はわずか1名という驚異的な実績を誇り、これは外食業界全体での人手不足という現状に対する成功例とも言えるでしょう。
具体的な数字
- - 採用国数: 4カ国(ベトナム、ミャンマー、インドネシア、ネパール)
- - 外国人材の離職者数: 1名
- - 採用開始: 2023年(アルバイトとして採用)
- - 年間休日数: 119日(有給含む、完全週休2日制)
- - 年次有給休暇: 15日
- - 母国帰省の実績: 最長約1ヶ月間の帰省が可能
業界の課題とその解決策
現在、日本の飲食業界は人手不足と高い離職率に悩んでいます。帝国データバンクの調査では、飲食店での非正社員の人手不足率は65.3%と最も高く、厚生労働省によると飲食業の離職率は26.6%に達しています。こうした現状を鑑み、海外からの人材をうまく活用することが、業界の課題解決に繋がると考えられています。
愛知県内の外国人労働者数が過去最多を更新していることも、外国人材の受け入れ拡大を後押しする要因です。県内で働く外国人職者数は、前年比8.5%増の24万9,076人に達しています。このような背景のもと、ぐっとくるダイニングでは、外国人スタッフの帰省を支援するための長期休暇制度を導入し、定着を促進しています。
母国帰省を考慮した制度
代表取締役である岩田聡は、異国で働く外国人材が家族に会える期間を大切にしたいと考えました。この願いを実現するために、有給休暇を積極的に取得できる制度を整え、週休と組み合わせて長期帰省を実現しています。実際に、今年度にはベトナム出身のスタッフが1ヶ月間母国に帰国し、家族と貴重な時間を過ごしました。
スタッフからの感謝の声
帰省したスタッフは、「会社から有給休暇をいただいたおかげで、4年ぶりに家族と会えた。大切な時間を過ごせたことに感謝している」と述べています。このように、スタッフの心に響く制度の導入が、企業の文化に良い影響を与えています。
今後の展望
岩田は、異国で働く従業員に対する敬意を持ち続け、全員が「ずっとCrew」として活躍できる職場づくりを続けていくと語ります。今後も人材不足に悩む業界において、外国人スタッフが安心して長く働ける職場環境の構築に力を入れていくでしょう。これにより、グローバルな視点を取り入れた多様性豊かな企業へと成長し、名古屋市での飲食業界を盛り上げていくことが期待されています。
会社情報
- - 会社名: 株式会社ぐっとくるダイニング
- - 代表者: 岩田聡
- - 所在地: 愛知県名古屋市中区金山2-13-12廣目屋ビル2F
- - 事業内容: 和食居酒屋の経営(26店舗)
- - URL: ぐっとくるダイニング