高知での新たな挑戦、空き家再生に向けた交流イベント
高知県の中心で、地域の新たな挑戦が繰り広げられます。2025年9月19日(金)、株式会社アルファドライブ高知が主催する交流イベント「かけるBar Vol.12」が開催されます。このイベントでは、「空き家×新事業」というテーマのもと、地域課題として深刻な空き家問題に向き合う新しいアイデアや取り組みが紹介されます。
「かけるBar」は、毎月高知で実施されているカジュアルな交流イベントで、参加者がリラックスした雰囲気の中でビジネスのピッチを聞きながら、同じような志を持つ仲間とつながることができる貴重な場です。今回のテーマでは、空き家を活用した新たな事業や働き方に焦点をあて、多様なバックグラウンドを持つ登壇者たちがそれぞれの視点から意見を交わします。
空き家問題の現状と挑戦
近年、高知をはじめ全国的に空き家の問題は深刻さを増しており、放置された空き家が増える一方で、住む場所が見つからずに移住を諦める人々の現状があります。しかし、新たな試みとして空き家を地域資源として活用し、ビジネスやコミュニティの場として再生させようとする動きがあります。イベントでは、実際に空き家を改修して新しい宿泊施設や交流の場を創り出している登壇者たちが、自身の経験やアイデアをシェアします。
登壇者の紹介
今回の「かけるBar」には、以下の3名の登壇者が参加し、各自の取り組みを紹介します。
1.
森田 健太郎(LifeStyleHotel ichi)
彼は愛宕商店街の空き店舗を利用して宿泊施設を開業し、空き家の新しい使い方についてのビジョン「負動産を富動産に」を掲げ、地域リソースを活用した事業展開を進めています。
2.
佐々井 愛美(高知県土木部住宅課空き家対策チーム)
空き家対策チームに所属し、高知での暮らしを希望する人々と空き家を結びつけるための取り組みを行っています。高知県庁での経験を基に、空き家問題に対する解決策を提案します。
3.
楠瀬 まどか(清水屋旅館四代目女将)
100年以上続いた老舗旅館を次世代へと受け継ぎ、地域とのつながりを強化するためのプロジェクトに挑戦しています。クラウドファンディングを通じて地域との交流の場を作り上げることを目指しています。
参加者の経験を共有
ぜひ空き家の問題に興味がある方や、自分の空き家をどうにかしたいと考えている方に参加していただきたい内容です。登壇者からの刺激的なプレゼンテーションや他の参加者とのディスカッションを通じて、空き家を新しい事業や生活の拠点に生まれ変わらせるアイデアを広げていきましょう。また、参加者同士の意見交換やお互いの活動の紹介も行われ、新たなネットワークを築く絶好の機会となります。
イベントは9月19日(金)19時から21時まで、高知市永国寺町にて行われます。定員は先着15名程度で、参加費は2000円となっています。興味のある方はぜひ申し込みをお忘れなく!
まとめ
「かけるBar Vol.12」は、地域の空き家に新たな価値をもたらすための知恵と情熱が集まる場です。交流を通じて、高知の未来を共に考え、新しい一歩を踏み出すために必要な情報やインスピレーションを得るチャンスです。皆さんの参加を心からお待ちしています。