印刷業界に革新をもたらすVersaWorks 7の新機能
デジタル印刷ソリューションのリーダーであるローランド ディー.ジー.株式会社が新たに発表した「VersaWorks 7」。このRIPソフトウェアは、印刷業界における効率化と利便性を追求し、大きな進化を遂げました。
新機能の注目ポイント
遠隔印刷の実現
「VersaWorks Remote」と呼ばれる新機能は、インターネット接続さえあれば、在宅勤務や外出先、休暇中にも遠隔での印刷が可能になります。この機能により、ユーザーはどこにいても印刷データをクラウドにアップロードするだけで、作業場と同様の出力設定を行うことができます。これにより、印刷の柔軟性が劇的に向上し、ビジネスのスピードが加速します。
自動バックアップ機能の向上
また、従来の「VersaWorks Backup」は、出力設定情報の自動保存に加え、出力データ自体の自動バックアップにも対応しました。これにより、突発的な再出力の依頼にも即座に応じることができます。必要な時にクラウドからデータをダウンロードできるため、安心して業務に取り組むことができるでしょう。
より多様な出力設定
出力設定の管理も進化。登録できる出力設定の数が従来の5個から20個に増え、多様なメディアやクライアント、用途に応じたセットアップが可能となりました。この拡張により、出力設定の時間短縮やエラーを未然に防ぐことができ、業務効率はさらに向上します。また、最大8台のプリンター登録が無料で可能となり、幅広いプリントビジネスを展開する企業にとっても利便性が高まります。
ユーザーのニーズに応える
グローバルセールス&マーケティング本部の二村 龍吾本部長は、「VersaWorks 7は、すべてのお客様にとってベストなRIPソフトウェアをお届けしたい、というコンセプトから生まれました。今回の拡張機能は、多様化するユーザー様のプリントビジネスの競争力強化につながると考えています」と述べています。このように、時代の変化に即応した革新を続けるローランドは、今後もユーザーの創造性とビジネスの拡大を支えるソリューションを提供していくでしょう。
発売日と詳細
新機能「VersaWorks 7」の拡張機能は、2025年10月23日からRoland DG Connectを通じて全世界で提供される予定です。詳しい情報や更なるアップデートは、公式サイトで確認することができます。
まとめ
今回の「VersaWorks 7」の進化は、印刷業務の生産性向上を意識したもので、ユーザーにとって様々な利便性が追求されています。RO精密な印刷が求められる現代のビジネスシーンにおいて、このソフトウェアは大いに役立つことでしょう。デジタル印刷業務に革新をもたらすこのソリューションが、皆様のビジネスにどのような影響を与えるのか、大いに注目されるところです。