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新しい形のメンタルケア、オンライン心理カウンセリング

2020年10月からスタートした「オンライン心理カウンセリング」を提供するウェルネス総合クリニック。その手軽さから、サービスを開始してから10か月も経たないうちに6000人以上が利用した実績があります。このクリニックでは、自宅にいながら心理士によるカウンセリングを受けられるため、精神的な不調を抱える人々にとって大きな希望となっています。

軽症のうつ病とその受診の壁

多くの患者は軽症のうつ病に悩んでいるものの、自覚症状が乏しいか、受診に対してネガティブな印象を持っているのが現状です。特に、医療機関に行くのが面倒、または面と向かって自分のことを他人に話すのが恥ずかしいという理由で受診をためらう人が多いのです。

AIG総研の調査によると、メンタル不調に対する偏見も根強いことがわかります。「多額の費用がかかるのではないか」「たくさんの薬が処方されるのでは」といった不安も影響しています。このような背景から、軽症のうつ病を持つ多くの人々が病院に行かずにいるのです。

手軽に受診できるオンラインサービス

ウェルネス総合クリニックの「スマホ心理カウンセリング」は、簡単に予約ができ、初回のカウンセリングは5分程度で完了します。費用も30分3000円の定額制であるため、利用者は「意外に高額だった」といった心配をする必要がありません。

相談できる内容はうつ病に限らず、不眠、気分の落ち込み、ぼんやりした感じなど、多岐にわたります。特に不眠で悩んでいる方にとって、専門的な診療を受けられるというのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。しかし、いきなり医師に相談するのが抵抗ある方は、まずは心理カウンセリングからスタートすることをお勧めします。

自殺者ゼロを目指して

ウェルネス総合クリニックは、「メンタル不調からくる自殺者数ゼロ」を目標にオンライン診療を行っています。この取り組みを通じて、軽症のうつ病患者を支援し、社会全体のメンタルヘルスを改善することを目指しています。

クリニックがオンライン診療を通じて全国の患者をフォローすることにより、メンタル不調に悩む方々が少しでも減ることを願っています。この新しい形のメンタルケアが、より豊かな社会づくりに寄与することを期待しています。

今後もウェルネス総合クリニックは、オンラインでの心理カウンセリングを通じて多くの人々のメンタルヘルスを支える努力を続けていくでしょう。利用者が気軽に相談できる場所として、これからの発展が楽しみです。

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