趣味を本業に!「P!MODEL LABO」誕生の背景
模型製作やミニ四駆の改造が趣味だった内田圭氏は、その経験を活かし「P!MODEL LABO」を設立しました。このブランドは、趣味と実用性を兼ね備えた模型製作ツールを展開し、特にミニ四駆に特化した製品を提供しています。
10年間の趣味としての経験を元に、内田氏はかつてのライフスタイルの変化から、趣味に費やす時間が限られていると感じました。このため、便利な治具の設計に取り組み始め、地元のフリマサイトなどで販売を開始しました。
地方の技術者の力を広める
内田氏は、地元取引先の職人たちの技術力に感銘を受け、「岡山県でも素晴らしい技術者が存在する」ということを世に知らせたいと考えるようになりました。これにより、地域資源を生かし「MADE IN OKAYAMA」の理念を掲げ、販路拡大に取り組むことになりました。
デジタル化の波を取り入れる
時代の変化に伴い、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタルファブリケーションツールの進化も大きな影響を与えています。内田氏は自宅で手軽に製造が行える環境が整い、知識と技術を磨くことで、事業をさらに拡大することが可能になりました。
知識を活かすための挑戦
2021年に「岡山イノベーションスクール」に参加し、「岡山イノベーションコンテスト2021」でファイナリストに選ばれるなど、ビジネスとしての手法を学び、実践する機会を得ました。これにより、地元企業とともに競争力のある製品開発に向けての計画も進行中です。また、ビジネス部門での大賞受賞は、さらなる成長の糧として生かされています。
社会課題への取り組み
P!MODEL LABOは、今後の発展を目指すだけでなく、社会的責任も自覚しています。特に、デジタルファブリケーション教員の育成を進め、未来のものづくりを支える人材を育てることが重要だと認識しています。これらの取り組みは、内田氏が掲げるビジョンに基づいています。
会社概要
模型製作ツールの世界で新たな風を吹き込む「P!MODEL LABO」。趣味を越えたプロとしての道を進む彼らの活躍に、ぜひ注目してみてください。