株式会社テレコメディアと徳島市の包括連携協定について
2023年10月3日、株式会社テレコメディアは徳島市と包括連携協定を結び、地域の活性化や市民サービスの向上を目指すことを発表しました。東京と徳島でコールセンターを展開する同社が、徳島市庁舎で行った調印式には、テレコメディアの橋本社長と徳島市の遠藤市長が出席しました。
この協定の締結は、徳島市が掲げる「SDGs未来都市」としての取り組みを支えるものです。テレコメディアは、女性や若者の活躍推進に取り組んでいる企業であり、徳島市の施策に対して協力を進めていく姿勢を示しています。
協定における主な連携項目
この包括連携協定には、いくつかの重要な連携項目が定められています。これにより、テレコメディアは地域活性化や市民サービスの向上に向けて、具体的に以下の点で貢献することが期待されています。
- - SDGsの推進: 環境や社会に配慮した取り組みを加速し、地域社会の持続可能性を高めます。
- - 防災・減災: 南海トラフ巨大地震など、災害時の情報収集を支援するため、コールセンター機能の活用を検討します。特に多言語のサポートを行い、外国人住民の安心を確保します。
- - 若者および女性の活躍支援: 地域の若者や女性が活躍するための取り組みを支援し、働きやすい環境を整備します。
- - 市の魅力発信: 徳島市の魅力を発信するための企画や活動にも関わります。
多言語対応のコールセンター
テレコメディアは、多言語コールセンターの運営に豊富な実績を持っています。最大22の言語に対応し、24時間365日、質の高いサービスを提供しており、災害発生時には外国人住民への情報提供をスムーズに行うことができます。
カスハラ研修の実施
さらに、テレコメディアの社員が担当となり、徳島市職員に向けたカスタマーハラスメント(カスハラ)研修も予定されています。この研修により、スタッフの対応スキルを高め、市民へのサービス向上につなげます。
まとめ
株式会社テレコメディアと徳島市の連携協定は、地域の活性化と市民サービスの向上を後押しする画期的なものです。テレコメディアはこれまで築き上げた豊富な経験と知識を生かし、今後も徳島市に貢献する意欲を持って活動を展開していくことでしょう。