デジタル空間の健全化を目指す国際シンポジウムが慶應義塾大学で開催

デジタル空間の健全化のために

2024年12月21日、慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて、「情報的健康」をテーマにした国際シンポジウムが実施されます。このシンポジウムは、慶應義塾大学のX Dignityセンターが主催し、デジタル空間における情報の摂取方法について考える機会を提供します。

シンポジウムの背景

現代のデジタル社会では、膨大な情報が溢れかえっており、特にSNSやインターネットを通じて流れる情報は、質のバラつきが大きいのが現状です。この中で、いかにして正確で有益な情報を選択し、バランスよく摂取するかが求められています。「情報的健康」は、そうした課題に対する解決策として注目されています。

シンポジウムでは、国内外の研究者が集まり、情報的健康の重要性とその実現に向けた方法論を議論します。研究者たちは、デジタル空間がもたらすリスクとその対策について実証的な研究成果を共有し、参加者と共に理解を深める場となります。

開催情報

- 日時：2024年12月21日（土）13:00〜18:40
- 会場：慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
- 対象：どなたでも参加可能（事前登録が必要）
- 形式：対面とZoom配信のハイブリッド
- 言語：日本語と英語（同時通訳あり）
- 費用：参加無料

このシンポジウムは、専門知識を有する研究者に限らず、情報を効率的に収集・分析したい一般の方々にも参加できるよう配慮されています。デジタル社会を生きる上で必要な知識を得る貴重な機会として、多くの方にご参加いただきたいと思います。

共同研究と後援

本シンポジウムには、Originator Profile技術研究組合、計算社会科学会、人工知能学会、一般財団法人NHK財団が後援を行っています。また、JST-RISTEXが協力しており、SDGsの達成に向けた研究開発プログラムにもつながっています。これらの後援団体と連携を深めながら、情報的健康の普及に努めていきます。