Sendbirdの成長
2021-04-13 12:00:04

Sendbird、1億ドルの資金調達で評価額10.5億ドルのユニコーン企業に

Sendbirdがユニコーン企業に仲間入り



最近、韓国に拠点を置くSendbirdが1億ドルの資金調達を実施し、評価額が10.5億ドルを超えました。これにより、Sendbirdは韓国で企業数の制限があるユニコーン企業の仲間として名を連ねることとなり、特にB2Bエンタープライズソフトウェア分野では初の快挙となります。

ユーザー数の急増



この資金調達は、Sendbirdにとって新たなマイルストーンとなりました。現在、Sendbirdの提供するアプリを通じて月間アクティブユーザー数は3倍に急増し、クライアント企業も拡大しています。例えば、Reddit、Hinge、Paytm、Teladoc、Virgin Mobile UAE、Delivery Heroなど名だたる企業がSendbirdのプラットフォームを活用し、毎月1億5000万人を超えるユーザー同士がつながっています。

増加するサービス需要



Sendbirdの成長の要因として、世界中でのモバイルアプリを通じたコミュニケーションの需要が急激に高まっている点が挙げられます。新型コロナウイルスの影響により、消費者はますますデジタルでの交流を求めています。また、企業は自らのアプリ内でチャットや動画コミュニケーションを取り入れることで、顧客体験を向上させようとしています。ユーザーは、アプリを介してさまざまな活動、例えば配送業者とのやりとりや代替品の注文、友人への送金などを行うことができるようになっています。

日本市場への進出



Sendbirdは設立当初から国際的な事業展開をしており、現在は6カ国に進出しています。その中でもAPAC(アジア太平洋)地域が収益源の多くを占めており、日本も重要な市場と位置づけています。既に楽天やPayPayなどに導入されており、今後の成長が期待されます。

ユーザーとのつながりを強化



Sendbirdの共同創業者でありCEOのジョン・S・キム氏は、デジタル時代における顧客とのつながりの重要性を強調しています。さまざまな業界で企業がユーザーとリアルタイムに繋がる方法を模索する中で、Sendbirdはその支援を行う役割を果たしています。特にフードデリバリーやヘルスケア、教育などの分野で、顧客とのより良いつながりを求める声が強まっています。

昨年のサービス拡張



昨年Sendbirdは新たに音声と動画機能を組み込むAPI「Sendbird Calls」を発表しました。これにより、リアルタイムでのコミュニケーションがさらに強化される見込みです。マーケットの多様化とともに、企業は今後もこの技術を活用して顧客とのつながりを深めていくことが期待されています。

結論



Sendbirdは、今後の展望としてさらなる研究開発を進めるとともに、グローバルなマーケットでの成長を目指しています。今回の資金調達を活かし、シリコンバレーを中心に多国籍な拠点を強化、開発を行っていく見込みです。Sendbirdは、ユーザーと企業がより良いコミュニケーションを築くための最適なプラットフォームを提供し続けることでしょう。

会社情報

会社名
Sendbird, Inc
住所
400 1st Ave, San Mateo, CA, USA 94401
電話番号

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