日本企業のDX推進を加速する新プロジェクトJACK発足

2023年に、株式会社永和システムマネジメントを中心に、日本のアジャイル分野をリードする5社が集結し、新たな共同プロジェクト「Japan Agile Collaboration Kernel」（略称: JACK）が誕生しました。このプロジェクトは、アジャイル開発を推進し、日本のビジネス環境を一層機敏で強固なものに変えることを目指しています。

JACK発足の背景と目的

現在、デジタルトランスフォーメーション（DX）やアジャイル手法の重要性が世界中で増している中、日本国内の企業はまだアジャイルの導入が遅れています。多くの組織がこの転換に向けた困難に直面しているため、JACKはその解決策を提供する場となることを目指しています。具体的には、ビジネスとアジャイルの議論ができるプラットフォームを構築し、信頼できるパートナーとの出会いを促進します。

共同設立企業

JACKには、以下の5社が共同で設立しています。

- 株式会社永和システムマネジメント
- KDDIアジャイル開発センター株式会社
- 株式会社レッドジャーニー
- クリエーションライン株式会社
- グロース・アーキテクチャ＆チームス株式会社

これらの企業はそれぞれの専門知識と経験を持ち寄り、共同でアジャイルを導入した成功事例を共有することで、日本社会の発展に寄与することを期待しています。

提供される価値

JACKは、以下のような価値を提供します：

- 本気でビジネスとアジャイルを議論できる場の提供
- 共創を育むための信頼できるパートナーとの出会い
- チャレンジを後押しし、学び合う環境
- 課題解決を助ける知恵をつなぐ場
- 成長速度を高め、成果を最大化する場

これにより、日本の企業は新たなビジネスの可能性を追求し、アジャイルの効果を最大限に引き出すことができます。

担当者のコメント

株式会社永和システムマネジメントの代表取締役社長、平鍋健児氏は「現在、日本の企業は『売上重視』から『人重視』へと転換しつつあり、その過程でアジャイルが重要な要素になる」と語っています。また、アジャイルの重要性を実感し、企業がその熱意を活かせる場を提供することがJACKの使命だと述べています。

KDDIアジャイル開発センターの木暮圭一氏も「アジャイルはDXの最適解であり、企業の特性に応じたカスタマイズが必要」と強調し、共に変化を促進する仲間を募る意気込みを示しています。