IR-BRANDING 360°発表
2025-06-12 11:53:17

電通の新サービス「IR-BRANDING 360°」、個人投資家向けIR支援の新たな潮流

電通が新しい個人投資家向けIR支援サービスを開始



株式会社電通は、2025年1月より新たなマーケティングサービス「IR-BRANDING 360°」を発表しました。このサービスは、上場企業の個人投資家向けIRをサポートすることを目的としています。企業が個人投資家に向けたアプローチを行う際に、戦略的な視点から支援を行う仕組みが特徴です。

「IR-BRANDING 360°」の背景と目的



個人投資家に対するIR施策が年々重要視される中、電通は「個人投資家ジャーニー調査」を実施しました。この調査によると、個人投資家の27.0%が新NISAエントリー型であり、新たに株式投資を始めた層が増えていることがわかりました。この傾向を受け、企業はマーケティングの観点からIR戦略を見直せる必要があると考えられています。

ペルソナ分析と投資ジャーニー



「IR-BRANDING 360°」では、調査結果を基に個人投資家のペルソナ(人物像)を明確に描写し、その特性を元にしたIRマーケティング戦略を構築します。ペルソナには、年齢、性別、職業、ライフスタイル、日本のメディア視聴習慣といった多様な情報が取り込まれ、個人投資家の投資行動を予測した内容に仕上げられています。これにより、企業は個性豊かなIRストーリーを設計し、個人投資家の興味を引くことが可能となります。

コアアクションの設計



このサービスのもう一つの特長は、コミュニケーション設計を通じた企業の魅力的な訴求です。IRストーリーに基づき、個人投資家が共感できる企業の目的や事業内容、ユニークな取り組みを整理し、効果的なアプローチを構築します。また、統合報告書やオウンドメディア、株主総会など、IRコンテンツを一貫して設計し直し、個人投資家が関心を持てるような内容へと刷新されます。

将来的な展望



電通の取り組みは、上場企業が個人投資家向けのIR施策を強化するための新たな支援手段として期待されています。IR-BRANDING 360°は、企業のIR課題に対しての解決策を提供し、同時に企業価値の向上を目指していく考えです。これからも進化し続けるこのサービスは、個人投資家とのコミュニケーションを深め、透明性の高い情報提供を通じて投資家の信頼を獲得する手助けとなるでしょう。

「IR-BRANDING 360°」は、個人投資家をターゲットとしたマーケティング手法の中でも特に注目すべきサービスとなることが期待されています。これからの展開にも注目が集まります。


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