新たなNPO支援体制が始動
認定特定非営利活動法人日本NPOセンターが、企業のサポートを受けてNPOの活動を強化するための新しい取り組みを発表しました。サイボウズ株式会社が提供する「チーム応援ライセンス」を仲介し、業務効率化を手助けするための「kintone」導入支援プログラムを併せて提供します。
背景と課題
日本NPOセンターは、多くのNPOから寄せられた声を元に、様々な運営上の悩みに目を向けました。具体的には、情報の散逸による検索の困難さ、情報管理の属人化、会員管理の不全、そしてCRMの導入希望が挙げられます。これらの問題は、NPOの活動の質に直接的な影響を与えるものであり、効率化を目的としたデジタル化の必要が求められています。
デジタル化は、業務の効率化だけでなく、参加者の参加しやすさや団体の透明性、持続可能性を高める重要な手段となります。今回の取り組みは、そんな課題に対応するための一環です。
チーム応援ライセンスとは
サイボウズが非営利法人向けに提供している「チーム応援ライセンス」は、財政的な制約がある団体でも業務効率化ツールを利用できるように設計されています。具体的には、年額9,900円(税別)の低価格で提供され、すでに2026年3月時点で2,700以上のNPOが利用しています。これにより、各団体のニーズに応じたサポートが可能となります。
提供サービス
このライセンスには、以下の4つのサービスが含まれています。これらは、団体の規模や働き方に応じて選択することができます。
- - kintone:ノーコード/ローコードで業務システムを実装可能なプラットフォーム
- - メールワイズ:チームのメール管理を一元化するメール共有システム
- - サイボウズ Office:小規模団体向けの情報共有ツールのパッケージ
- - Garoon:大規模組織向けの安心のグループウェア
デジタルチャネル for Nonprofits
さらに、日本NPOセンターが運営する「デジタルチャネル for Nonprofits」は、非営利法人向けのデジタル支援登録プラットフォームです。現在9,000団体が登録しており、支援を希望する団体は、登録申請後に審査を受けます。登録が認められた団体には、ITerraceでの製品やサービスの割引提供、デジタル研修プログラム、助成金などが提供されます。これにより、各団体がデジタル基盤を強化し、自立した活動を行えるよう支援します。
今後の展望
日本NPOセンターとサイボウズの連携は、非営利法人の活動にとって大きな転機となるでしょう。両者の知識と専門性を組み合わせることで、導入前から導入後まで一貫したサポートが可能になります。これにより、団体の特性に応じた最適な提案が実現できるのです。今後も、さらなる支援体制の整備やサービスの充実を目指して、NPOの活動を応援していく所存です。
お問い合わせ
今回のプログラムについての詳細は、以下の連絡先までお問い合わせください。
担当:渡辺・上田