Maison Echelleが新たに提案するバイバック保証サービス「Re Echelle」
アパレルブランドMaison Echelleが、2025年9月12日から新たなバイバック(買取)保証サービス「Re Echelle」を開始します。このサービスは、購入したアイテムを一定期間内にブランドが買取保証するもので、従来の「買って終わり」から「次につなぐ」新しい消費のスタイルを導入します。
新しい消費のあり方「Re Echelle」
この「Re Echelle」は、環境に優しいファッションの循環を目指した取り組みです。Maison EchelleのプロデューサーSAORIは「本当に環境を考えると新しい洋服を作ることは正しいのか?」と自問自答してきました。その結果、新たな洋服を生み出すことは必然的に環境へ負担をかけることを認識しつつ、ファッション業界の課題を広めたいとの思いから、このブランドが誕生しました。
Maison Echelleは、これまで環境に配慮した素材やアニマルフリーの素材を取り入れてきました。そして、この「Re Echelle」によって、お客様に安心して商品を手に取ってもらえるだけでなく、ブランドとして洋服の循環にも責任を持つ取り組みを進めていきます。
サービス概要と利用方法
「Re Echelle」の対象商品は2025年9月12日以降に発売されるアイテムです。保証期間や買取保証金額は商品のカテゴリーによって異なりますので、各商品ページでの確認が必要です。商品の状態に応じて買取金額が算出され、買取条件も場合により異なるため、詳細な査定が行われます。
利用方法は簡単で、商品購入時に「バイバック保証を付ける」を選択するだけ。手放したいと思った際には、リセールの手配ができ、検品後に買取金額が支払われる流れです。これにより、顧客は手間をかけずに服を次の人に繋げることが可能となります。
Maison Echelleのサステナビリティの理念
Maison Echelleは、「今あるものを循環させ、次につなげること」が真のサステナブルであると考えています。環境省の調査によると、1人当たり約23枚も着られない服が存在すると言われ、この問題を解決することが循環型ファッションを広げる鍵だと考えています。
そのため、クローゼットに眠る服を次の人へと繋げることを目指し、一人ひとりが少しずつでも行動を起こすことが重要です。Maison Echelleは、この循環を生む枠組みを整え、消費者に「かわいい」と「いいこと」が両立する新しいファッションのあり方を提案します。
今後の展望とリセールの計画
Maison Echelleが買い取った洋服は、将来的にブランドサイトでのリセールを予定しています。在庫を過剰に抱えない方針を取っており、その結果、商品が発売直後に完売することも多く、「欲しかったのに手に入らなかった」という声も寄せられます。これに対し、リセールを通じてニーズに応えつつ、眠っている服を必要とする人に届ける仕組みを整えていく予定です。
このように、Maison Echelleはファッションの循環をさらに拡大し、持続可能な消費の在り方を提案し続けます。
ブランドの理念とプロデューサーの思い
Maison Echelleのブランドコンセプトは「かわいい服で、ちょっといいこと」。ファッションを楽しむその気持ちを大切にし、それを環境配慮と結びつけることで、さらなる成長を目指しています。SAORIは「新しい洋服を作ることはどうしても環境に負荷をかけますが、かわいいをあきらめずに環境と両立できる道があると信じています。クローゼットに眠る服を次の人へつなげることで、廃棄を減らし、限りある資源を大切に使っていければ。」と語ります。
この取り組みが新しい消費文化にどのような影響を与えるのか、今後の展開に大いに期待が寄せられます。
公式サイトとInstagramで詳細情報が確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
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