テラスカイの新たな挑戦: mitoco Buddyの正式ローンチ
2023年に入って注目を集めるテラスカイ株式会社の新たなAIプラットフォーム「mitoco Buddy」が、正式にローンチされました。このプラットフォームは、UGC対応AI機能を備えており、企業が自社のデータを効率的に活用できるよう設計されています。
背景と経緯
両社の協業は、2025年11月7日に発表され、QueryPie AIがテラスカイの最新サービス「mitoco Buddy」の開発に技術的な支援を行ってきました。現在、企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進において、クラウドサービスの多様化がもたらす課題に直面しています。これには「環境の分断」や「セキュリティ管理の煩雑さ」、「コスト効率」などが含まれます。今回のリリースは、こうした課題を解決するかつてない機会を企業に提供するものです。
QueryPie AIの貢献
QueryPie AIは、「mitoco Buddy」の開発において、様々な技術面での貢献を果たしました。具体的には以下の点が挙げられます。
- - AI基盤技術の提供: アントレプレナーのAI環境に精通した技術的な知見を提供し、ベストプラクティスを共有しました。
- - セキュリティアーキテクチャのサポート: GDPR、ISOなどの国際基準に準拠したセキュリティ設計の助力を行いました。
- - 技術的な支援サービス: FDEを通じて、開発から運用までの技術サポートを提供しました。
mitoco Buddyの特長と機能
「mitoco Buddy」は、次のような特長を持ちます。
- - クラウドサービスとの統合: 約50種のクラウドサービス(SalesforceやSlackなど)とのシームレスな連携を実現し、業務の効率化を促進します。
- - エージェントの柔軟な構築: ユーザーのニーズに応じて、独自のAIエージェントを簡単に構築できる環境を提供します。
- - 業務自動化の実現: 既存のマルチクラウド環境を最大限に活用し、業務の効率を向上させます。
- - エンタープライズグレードのセキュリティ: 業界の国際標準に準じた、安全な運用環境が保証されています。
今後の展開
今後、QueryPie AIは「mitoco Buddy」に対する技術支援を継続し、金融・製造・サービスなど多様な業界への導入を進めていきます。両社で目指すのは、2028年までに累計300社への導入です。
エンドースメントの言葉
テラスカイの取締役である山田誠氏は、「mitoco Buddy」の正式提供開始に感謝の意を表し、「クラウドの乱立によるデータ分断という課題の中で、AIを活用した業務変革の支援を確信している」と述べました。また、QueryPie AIの代表社員、有延敬三氏も「テラスカイとの協業を通じて、日本企業がAIの真の価値を実感できるソリューションを提供することに貢献したい」との意気込みを示しました。
まとめ
「mitoco Buddy」は、企業のデータ活用を促進し、業務効率を革新するプラットフォームとしての未来の可能性を秘めています。企業のDXが加速する中で、テラスカイとQueryPie AIの技術連携により、さらなる成功が期待されます。
公式サイト:
mitoco Buddy