都市生態系の再構築に向けた新プロジェクト「BIOVERSE」始動

都市生態系再構築プロジェクト「BIOVERSE」が始動

株式会社新東通信と株式会社SEAMESは、2025年11月より都市の生物多様性を促進する新プロジェクト、「BIOVERSE（バイオバース）」を始めることを発表しました。この取り組みは、都市環境の持続可能性を目指し、様々な命が共存できる街づくりを実現することを目的としています。このプロジェクトは、URBAN DIVERSITY（アーバン・ダイバーシティー）の実現に向けたものであり、域内の企業や自治体、研究機関とも連携して進めていく予定です。

BIOVERSEとは何か

BIOVERSEは、都市における生物多様性の向上を目指すコレクティブであり、実行可能なプロジェクトを企画・展開します。新東通信とSEAMESが中心となり、地域の企業や機関との協力を強化し、データを収集・分析しつつ取り組みの影響を可視化していきます。このような取り組みを通じて、成果を社会に公開し徐々に広めていくつもりです。

目指すもの

都市における持続可能性を確保するため、緑地の整備や生態系の保護が重要ですが、それらはしばしば人間の生活と自然環境が分断される文脈で進められています。この分断により、「私たち自身が生態系の一部である」という認識が薄れ、心身の健康にも影響を及ぼすことがあります。BIOVERSEは、都市のランドスケープに自然の視点を導入することで、生命との繋がりや自然環境との共存の喜びを感じることができる文化を醸成したいと考えています。これにより、自己に対する愛着や感覚を大切にし、個々がその人らしく生きることを推進します。

キックオフイベントのお知らせ

この取り組みの始動を記念して、2025年11月27日にはキックオフイベントが開催されます。このイベントでは、都市の生物多様性に興味を持つ団体や個人が集まり、BIOVERSEが目指すビジョンの共有を行います。イベントには養蜂や屋上農場、森とのつながりに関する多彩なリレートークが予定されており、参加者はより深くそれぞれの実践についての理解を深めることができる機会となります。

【開催概要】

- 日時: 2025年11月27日（木）18:00〜21:00（17:30より受付開始）
- 場所: 株式会社新東通信東京本社（東京都中央区銀座4丁目2番15号塚本素山ビル2階）
- 参加費: 無料（事前申込制）
- 主催: 株式会社新東通信、株式会社SEAMES
- 共催: 株式会社Beeslow
- お申込み: こちらから

このプロジェクトは、アートやメディアの力を通じて、社会課題の解決を目指すSEAMESと、地域貢献に取り組む新東通信が連携して進めるものです。両社は、参加者が自然と人間のつながりを見つめ直し、共生を考慮した質の高い生活を送る手助けをすることを期待しています。

これからの都市環境において、私たちがどのように自然と共存していくのかを考える一助となるであろう「BIOVERSE」に注目です。