株式会社ナックの再生可能エネルギー切り替えに関する取り組み
東京都新宿区に本社を置く株式会社ナックは、持続可能な社会の実現に向けて、重要な一歩を踏み出しました。同社は、宅配水「クリクラ」の名古屋プラントと仙台プラント、そしてダスキン事業の36支店において、100%再生可能エネルギーに切り替えたことを発表しました。この取り組みは、脱炭素社会を目指す同社の戦略の一環であり、今回の電力切り替えが完了することで、さらなる環境への配慮が期待されます。
切り替えの経緯と拠点
クリクラ名古屋プラントは2024年3月に再エネ化が行われ、その後、仙台プラントは2025年2月1日、ダスキンの36支店は同年2月19日をもって切り替えが完了します。これにより、ナックグループが展開する事業の中でも、再生可能エネルギーの利用が広がることになります。
切り替えにあたっては、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社と連携し、安定した再エネ供給を実現しています。具体的な拠点は以下の通りです:
- - クリクラ名古屋プラント:愛知県名古屋市守山区新守山2607
- - クリクラ仙台プラント:宮城県仙台市若林区六丁の目東町7-17
- - ダスキン36支店:北海道札幌市豊平区福住1条5丁目8-15
脱炭素社会の実現に向けて
株式会社ナックは、脱炭素社会の実現を企業のマテリアリティの一つとして掲げています。この課題に取り組む中で、同社は低公害車の導入を進め、2022年から東京都町田市で電気自動車を使用しています。さらに、2021年には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同も表明し、サステナブルな経営を目指す企業としての姿勢を明確にしています。
全国規模での再生可能エネルギー利用の促進も、ナックの重要な施策の一つです。太陽光発電や地熱発電を積極的に採用し、自社のノウハウを活かして企業向けの省エネコンサルティングを行い、持続可能な社会の実現をサポートしています。また、クリクラでは全国44ヶ所に製造プラントを設けており、地産地消を推進することでCO2排出の削減にも貢献しています。
未来に向けたビジョン
ナックは、1971年の創業以来、「暮らしのお役立ち」を基本に事業を拡大してきました。同社は多岐にわたる事業を展開し、地域のお客様とのつながりを強化し続けています。今後も再生可能エネルギーへの切り替えを進め、さらなる持続可能な発展を目指す姿勢を堅持していくでしょう。今後の取り組みにも期待が高まります。