質問力を楽しむ新しいゲーム「しつもんクエスト」
新潟市中央区に本拠を置くfinch designが、新たなコミュニケーションカードゲーム「しつもんクエスト」を2024年4月27日にリリースします。このゲームは、質問することで会話を深め、楽しく学ぶことを目的としたもので、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しむことができます。
「しつもんクエスト」の背景
現代の変化の激しい社会では、「主体性」や「課題発見力」、「協働する力」といった対話のスキルがますます求められています。経済産業省の提唱する「社会人基礎力」や、学校教育の「主体的・対話的な学び」に対応するため、コーチングの要素を取り入れたゲームが必要とされています。finch designの代表である石丸英宜氏は、ただ楽しいだけでなく、日常生活で活かせるようなコミュニケーションスキルを自然に身に付けられる仕組みを考案しました。
ゲームの特長と効果
「しつもんクエスト」の最大の特長は、そのシンプルさと再現性の高さです。コーチングの技術、特にGROWモデルに基づいて設計されており、プレイヤーは実際の会話で使えるスキルを学ぶことができます。また、対話の質を高めるために、ルールで制限が設けられており、成功体験を得やすくなっています。さらに、パッケージとして提供されることで、普段話しづらいテーマについても気軽にアプローチできるようになっています。
ゲームの詳細
「しつもんクエスト」は 1~2 人で遊べるカードゲームで、プレイ時間は約15分から60分、対象年齢は12歳以上です。ゲームの内容物には、コーチングでよく用いられる質問のリストを含む「質問カード」や、対話の流れを誘導する「ダンジョンカード」、質問者が意識すべきポイントを説明した「勇者の心得カード」などがあります。
ゲームプレイ中の勝敗はなく、全ては「新たな気付き=キヅキ」を得ることが目的です。
期待される利用シーン
「しつもんクエスト」は、教育現場での授業やワークショップから、企業のチームビルディング、またはイベントでのアイスブレイクに至るまで、さまざまなシーンで活用できます。個人の自己探求やジャーナリングにも役立つツールとして、多様なニーズに応じた利用が可能です。
開発者の思い
石丸氏は、日常や仕事を通じて「人の思いや考えの多様性」と「そこに潜む楽しさ」を実感しています。「しつもんクエスト」を通じて、日常の会話に新たな質問を取り入れることで、これまで気づかなかった発見があると訴えています。コーチングを効果的に行うことだけを目的とせず、むしろ対話そのものを楽しむことが重要です。
ゲームマーケット2024春出展
「しつもんクエスト」は、2024年4月27日から28日に東京ビッグサイトで開催される「ゲームマーケット2024春」に出展予定です。興味のある方はぜひ立ち寄り、実際にゲームを体験してみてください。
finch designについて
新潟市中央区に位置するfinch designは、デザインとコーチングを融合させることで、クライアントの独自性を引き出し、問題解決に貢献することを目指しています。ダーウィンがインスパイアされた鳥「フィンチ」にちなんだ名前には、個々のクライアントの強みに焦点を当て、成果を最大化するという願いが込められています。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式ウェブサイト:
finch design オフィシャルサイト
このゲームは、質問を通して自己や他者についての深い洞察を得ることを促し、より良い対話を実現します。ぜひ「しつもんクエスト」で、新たな発見と成長を楽しんでみてください。