ROCKET PITCH NIGHT IBARAKI 2025が生み出したイノベーションの輪
2025年1月20日、つくば国際会議場で行われた「ROCKET PITCH NIGHT IBARAKI 2025」が、400名以上の参加者を迎え大成功を収めました。このイベントは、茨城県とVenture Café Tokyoが共同で開催し、起業家や投資家など多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まりました。イベントでは37組の起業家がピッチを行い、熱意あるプレゼンテーションに多くの拍手が送られました。
イイベントの概要と参加者の反応
ROCKET PITCH NIGHTはこれまでに680組以上の起業家と8,300名以上のオーディエンスが参加しており、既に多くの成功事例を生み出してきました。今回のイベントでも、オーディエンスからの投票によって毎カテゴリー別にPeople's Choice Awardが授与されました。受賞者は、IT/AI/IOT/AR & VR部門が株式会社Griteen、環境・素材・ロボティクス部門がCarbon CryoCapture、ライフサイエンス部門がBioPhenolics株式会社、そして研究者カテゴリーの受賞者はNIMS 磁気冷凍システムグループという結果になりました。
参加者の満足度を示すNPS(Net Promoter Score)は83に達し、これは非常に高い評価を示しています。この数字は、参加者がイベントに非常に満足していることを反映しています。また、参加者の属性を見てみると、企業社員が約22%、投資家が約16%、スタートアップ関係者が約15%を占め、多様な視点や意見が交わされました。
ネットワーキングと未来への期待
当日は特設のネットワーキングエリアも設けられ、ここでは「The First Launch」として高校生がピッチを行う場面もありました。このように若い世代も取り込むことで、新たなアイデアや視点が生まれる可能性が高まります。現地での参加者からは700件以上のフィードバックが寄せられ、さらなるコネクションや今後のアクションを促す機会が生まれました。
Venture Café Tokyoのエグゼクティブ・ディレクター小村隆祐氏は、「ROCKET PITCH NIGHTの成功を嬉しく思います。多様な参加者同士が新たなつながりを築き、イベントがイノベーションの起点になることを期待しています」と述べています。これからも地域におけるイノベーション創出に向けて継続的な努力が求められるでしょう。
今後の展望
今後もROCKET PITCH NIGHTのようなイベントを通じて、地域の起業家や研究者たちのネットワークが広がり、新しいビジネスや技術開発に繋がることを期待します。茨城県は地域エコシステムのさらなる発展に向けて、Venture Café Tokyoと力を合わせて進んでいくことが重要です。次回の開催も待たれる中、地域が一体となってイノベーションをサポートしていく姿勢が大切です。
このような取り組みを通じて、私たちの社会がより良い方向へ向かうことを願っています。各参加者が得た経験を活かし、未来へと歩み続けることに期待を寄せていきましょう。