「日本美術のとびら」
2026-06-30 17:47:57

東京国立博物館の新体験型常設展示「日本美術のとびら」5年後にリニューアルオープン

東京国立博物館(以下、東博)は、2026年6月30日(火)に体験型常設展示「日本美術のとびら」をリニューアルオープンすることを発表しました。この新しい展示は、博物館の長い歴史を踏まえ、来館者が持つ文化財との新たな出会いを促すことを目的にしています。

このリニューアルは、株式会社内田洋行の協力を得て行われるもので、約12万件の収蔵品を生かした体験型コンテンツ「とーはくワンダーウォール〈一期一会〉」が主な見どころです。このコンテンツは、幅14メートルの大型スクリーンとインタラクティブ技術を組み合わせ、来館者がその日に展示される作品と出会える仕組みを提供します。全ての体験が個々の来館者に特化していることに重点を置き、単なる視覚的な情報の提供にとどまらず、記憶に残る体験を生み出します。

多くの博物館と同様に、東博も来館者に対して膨大な展示物や情報を提供していますが、その中から自分自身の興味と合致した文化財を見つけ出すことが難しい場合もあります。そこで、内田洋行グループと文化財活用センターは、東博が目指す鑑賞体験の形を設計するためのプロジェクトを立ち上げました。これは、文化財との出会いを探る切り口から、展示室へとつながる期待感を高めるアプローチです。

この新展示には、東博の研究員によって蓄積された専門性と知識が活かされています。初期の企画段階から研究員たちと対話を重ね、彼らの視点を体験に取り入れることで、来館者には単に展示物を見るのではなく、深い感動と新たな発見を提供することが目指されています。特に「古今和歌集(元永本)」の表現では、研究員からその美しさを映像で感じてほしいと要望が寄せられ、その意見を反映して映像制作が行われました。

また、体験型コンテンツでは、研究員が推奨する作品との出会いを提供する特別コーナー「研究員の推しと出会う!」が設けられています。これにより、国宝や重要文化財に限らず、研究者が注目する文化財の技法や背景を知ることができ、鑑賞がさらに豊かなものとなります。隣接する文化財データベース「ColBase」との連携により、展示作品のリアルタイム情報も提供され、その時々に展示される3,000件の中から来館者の興味に合わせた作品を提案します。

また、リニューアルオープン後は、約2分間の特別映像が大型スクリーンで上映され、来館者が最初に出会う展示として博物館全体の魅力を伝えます。この映像では、東博の歴史や数多くの名品が紹介されており、訪れる人々をさまざまな文化財との出会いへ導いています。特別映像は15分ごとに上映され、訪問者の興味を引きつける仕組みが整えられています。

体験型インタラクティブコンテンツには、来館者の動きを読み取るモーションセンサーを設置し、体験を通じて個々の文化財とのつながりを築くことができます。様々なテーマに基づいた作品が提案され、多様な視点からの鑑賞体験が実現しています。さらに、日本語、英語、中国語、韓国語に対応した情報提供も行われ、国内外から訪れる多くの来館者に楽しんでもらえるよう工夫がされています。

東博は、長年にわたって培った文化財に関する知識とデジタル技術を融合させ、今までにない形での文化財との出会いを創出しています。2026年6月30日のリニューアルオープンを心待ちにしている訪問者は、進化した展示内容と共に、豊かで特別な体験を楽しむことでしょう。これにより、今後も日本の美術に対する関心を一層深められることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
株式会社内田洋行
住所
東京都中央区新川2-4-7
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。