浮世絵コレクション展
2025-04-15 12:26:17

浮世絵で江戸時代の旅を体感できるコレクション展を豊橋で開催!

江戸時代の旅を浮世絵で感じる展覧会



2025年4月19日から6月8日まで、豊橋市の二川宿本陣資料館で特別な浮世絵コレクション展「旅の難所」が開催されます。この展覧会では、約70点の浮世絵が展示され、江戸時代の旅人が直面した様々な厳しい現実を描写した作品を通じて、当時の旅の様子を体験できる機会となっています。

展示の見どころ


江戸時代の東海道には、旅人を待ち受ける難所が点在していました。特に関所や川越、峠などの描かれた浮世絵は、当時の旅人がどれほど困難な状況に置かれていたかを物語っています。「入り鉄砲に出女」と称され、箱根や新居を含む関所では、旅人が厳重に検閲を受けていました。また、橋が少なく川を渡るためには船か蓮台、もしくは徒歩での移動を強いられ、非常に不便でした。

峠道は急な坂が続き、雨や強風などの悪天候によって移動が困難になることもありました。このような困難に満ちた旅路が浮世絵を通じて無言のうちに語られています。現代の快適な旅とは違い、江戸時代の旅には多くの忍耐と苦労が伴いました。展示を観ていると、当時の旅人の視点でその背景を思い描くことができるのではないでしょうか。

ギャラリートークも開催


さらに、4月26日(土)と5月21日(水)には、二川宿本陣資料館の学芸員によるギャラリートークが行われます。これに参加すれば、浮世絵の魅力をより深く理解できるでしょう。作品の見方やその制作過程について詳しく説明され、浮世絵の楽しみ方が広がります。

五月人形展も同時開催


展示期間中には、「五月人形展端午の節句」も同時に開催されます。江戸から平成に至るまでの様々な時代の武者人形や五月飾りが展示され、金太郎や鯉のぼりなど、子供の成長を願う端午の節句にふさわしい展示が行われます。五月人形は、子供たちの健やかな成長を願って飾られるもので、多くの方にとって心温まる風景となることでしょう。

是非、この機会に浮世絵や五月人形について深く知り、当時の人々の暮らしや文化に触れてみてください。二川宿本陣資料館は、9時から17時まで開館しており、入館料は一般400円、中学生以下は100円とお手頃です。休館日は毎週月曜日ですが、特別に4月28日や5月5日は開館しています。

最後に


豊橋市に足を運び、江戸時代の旅人たちの視点から、浮世絵コレクション展「旅の難所」を楽しんでみてはいかがでしょうか。歴史とアートが織り成す特別な体験が待っています。


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会社情報

会社名
豊橋市
住所
愛知県豊橋市今橋町1番地 
電話番号
0532-51-2111

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