インドネシア・ユニムス大学が特別養護老人ホームを視察
2025年11月7日、インドネシアのユニムス大学(UNIMUS)の保健科学部副学部長を含む4名が、社会福祉法人友愛会が運営する特別養護老人ホーム「みはらしの丘」(山形県山形市)を訪れました。この視察は、現地の日本語学校の校長および株式会社A-stationの社員が同行し実施されました。
この訪問の目的は、同大学の卒業生がどのように日本の介護現場で活躍しているかを確認し、大学と介護施設のさらなる連携を深めることでした。2年前から当施設で勤務しているユニムス大学の卒業生は、現在、独り立ちし、日本人スタッフと共に介護や日常生活支援業務を行っています。
視察当日は、大学関係者は社会福祉法人友愛会の理事長と面会し、卒業生の成長に関する意見を交わしました。理事長は「卒業生は職場での信頼関係を築きつつあり、着実に力をつけています」と、彼らの成長を評価しました。
その後、視察団は実際の介護現場を訪れ、入居者に寄り添いながら働く卒業生の姿を見学しました。この光景に、大学側からは「温かく支えていただき、本当に安心しました」との感想が寄せられました。卒業生は「先生に会えて本当に嬉しいです。日本語のサポートがあるので、安心して働けています」と、嬉しそうに語り、再会を喜びました。
心温まる再会の瞬間には、涙を流しながら互いに抱き合う卒業生と先生の姿も見られ、彼らの絆の深さが感じられる感動的な場面となりました。
今回の訪問では、大学と特別養護老人ホームのさらなる連携強化についても意見交換が行われ、今後の人材育成や学生派遣のあり方についても話し合われました。
株式会社A-stationの取締役でインドネシア出身のスクマ・プラバヤ氏は「母国の大学と日本の施設が繋がり、卒業生がここまで成長している姿を見られて嬉しいです。今後もお互いの架け橋となるよう支援を続けたい」と語りました。
この訪問の様子は山形新聞に掲載され、地域における国際的な人材育成の取り組みとして注目を集めています。株式会社A-stationは、今後も大学や福祉施設との協働を支援し、インドネシアからの人材育成と日本での定着支援を推進していく予定です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社A-station
- - 所在地: 大阪府大阪市中央区谷町2-2-22 NSビル4階
- - 代表者: 代表取締役 奥村真弘
- - 事業内容: 特定技能外国人の紹介・登録支援、外国人材教育、国際連携事業
- - URL: https://a-station.co.jp
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