ライオン兄さん、逗子市沼間小学校で資産運用を教える
2026年1月27日、神奈川県逗子市の沼間小学校では、「ライオン兄さん」として知られる山口貴大氏が、6年生を対象に資産運用に関する無料講義を行いました。この講義は、沼間小学校からの要請を受けて実現したもので、小学校の生徒たちに向けて金融教育を提供することを目的としています。
講義の冒頭では、逗子市市長の桐ケ谷覚氏が登壇し、山口氏が逗子市の高額納税者であり、金融系YouTuberとしての活動について紹介しました。これにより、生徒たちの注目を集めることができたのです。
お金とはエネルギーのようなもの
山口氏は講義の中で、「お金のEQ」というテーマを取り上げました。お金はエネルギーのようなものであり、ポジティブな感情を持つことで自分自身や周りの人を幸せにすることができると伝えました。逆に、ネガティブな感情を抱くと困った状況に陥ることが多くなると教えました。このようなメッセージは、小学生にも理解しやすい言葉で表現されており、専門的な内容でありながらも親しみやすいものでした。
続いて、近年の「老後2000万円問題」や金利の低下について言及し、インフレや円安の進行が資産運用の必要性を高めていることを解説。さらに、初心者でも手を出しやすいインデックス投資やNISA、iDeCoといった制度についても詳しく説明しました。
質疑応答での子どもたちの視点
講義の後半では、最近のインフレや金属価格の高騰について話をし、講義は締めくくられました。質疑応答では、小学生ならではの興味深い質問も飛び出しました。「貯金をポケモンカードや遊戯王カードに変えたいが、親が預金していて引き出せない場合はどうすれば良いか?」という質問は、彼らの独自の視点を感じさせました。
今後の金融教育の必要性
山口氏は講義を振り返り、小学生相手に難しいテーマにもかかわらず、生徒たちが真剣に話を聞いてメモを取っている姿に感銘を受けたと語っています。特に「NISAについて知っていますか?」という問いかけに対して、約三分の一の生徒が手を挙げたことに驚きを隠せなかったとのことです。
彼は、今後金融リテラシーを育てるためには、保護者向けの講義が必要であると強く感じています。子どもたちが持続的に金融教育を受けられる環境は、日本においても確立されるべきであると訴えています。
沼間小学校について
沼間小学校は1929年に設立され、今なお「心豊かに、ともに生きる」教育を目指しています。確かな学力や健やかな心身の育成に取り組んでおり、多様な教育方法を採用しています。山口氏の講義は、この学校の教育理念とも合致しているのです。
会社概要と今後の活動
講義を主催した株式会社バイアンドホールドは、山口氏が代表を務める金融・起業スクール「Financial Free College」を運営しています。同社は、今後も子どもたちに向けた金融教育の機会を増やし、次世代のリーダーを育成するための取り組みを続けていく意欲を示しています。金融リテラシーを高めることが、未来の日本にとって不可欠であることを改めて実感させられる講義となりました。