株式会社コルクの新たな試み
東京都に所在する株式会社コルクが、BIM/CIMクラウド「KOLC+」において、デジタルツインの共有を革新する「ミラーアプリ」という新機能を発表しました。このアプリは、デジタルツイン空間を外部のプロジェクトに安全に共有できるもので、特に建設業界において価値を発揮します。これにより、業務の効率化や情報管理が飛躍的に向上することが期待されています。
1. ミラーアプリの概要
ミラーアプリは、デジタルツインのビューア部のみを外部に閲覧可能な形でシェアすることを目的としています。これによって、オリジナルのファイルを保護しながらも、柔軟にモデル情報を外部と共有できるようになります。特に、施工現場では複数の業者が参画しており、情報の管理や共有がとても重要ですが、このアプリによってそれらの課題を解決できるとしています。
2. どのような課題を解決するのか
KOLC+の開発にあたり、コルクは複数の大手施工会社や大型プロジェクトにおいて発生した課題に直面しました。その中でも顕著だったのが、
- - 複数工区の4Dモデルを統合したいが、各社のオリジナルファイルを公開したくない。
- - どのようにデジタルツインを活用しているかを本社で把握したい。
- - 発注者にレビューしてもらうためにデータを非公開にしたい。
- - 見学会でデジタルツインに触れてもらいたいが、操作のロックが必要。
このようなニーズに応えるべく、新機能が開発されました。特に複雑なアクセス権限管理を見直し、必要な情報だけを外部に提供できる仕組みは注目に値します。
3. ミラーアプリの機能と利点
ミラーアプリには、以下のような機能があります:
- - デジタルツイン空間を外部プロジェクトに簡単に共有。
- - ビューア部分のみのアクセスを実現、オリジナルファイルは非公開。
- - 共有操作の履歴を「監査ログ」に記録。
- - 追加費用が発生しない。
このように、ミラーアプリは外部との柔軟な連携を可能にし、ライセンス消費の心配もありません。
4. 具体的な活用シーン
アプリの活用シーンは多岐にわたります。例えば、
- - ### 外部プロジェクトへのデジタルツイン共有
発注者や協力会社とのコミュニケーションツールとして利用可能。
検討中のモデルは共有せず、確定したモデルに限定することでデータ漏洩のリスクを軽減。
プロジェクトへの参加なしに情報共有ができ、トラブル時にも迅速対応が可能。
複数工区の4Dモデルを統合し、全工区ビューを構築。
5. 料金プランについて
ミラーアプリの利用は、月額5万円(税別)で、100GBのストレージ容量と100ユーザーに対応しています。また、契約ごとに利用できるため、企業への導入が非常に柔軟です。この料金で初期費用がかからず、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
クライアントにとっても、デジタルツインを活用する新たな機会となりそうです。詳しい情報や導入については、公式サイトを参照してください。
6. まとめ
株式会社コルクの「KOLC+」における新機能「ミラーアプリ」は、デジタルツイン技術をさらに進化させる強力なツールとなるでしょう。建設業界のデジタル化推進に伴い、今後ますます期待されるサービスです。是非、導入検討をしてみてはいかがでしょうか。