横浜の邦楽音楽祭
2025-11-21 17:52:22

横浜みなとみらいホールで邦楽奏者たちが未来へ継承する音楽の魅力

横浜みなとみらいホールでの公演が魅力的に展開



横浜みなとみらいホールでは、2026年に向けた音楽シリーズ「Just Composed in Yokohama」が開催されます。この特別な公演は、日本の伝統的な「音の精神」をテーマにしたもので、邦楽奏者たちによる初の試みが展開されます。シリーズは1999年以来続いており、新作の発表と共に過去の作品の再演が行われます。

本條秀慈郎の登場



今回の公演には、三味線奏者として注目される本條秀慈郎が初めて登場します。彼は、ジャンルを超えてさまざまな音楽スタイルに挑み続けており、特に三味線音楽の可能性を追求してきました。秀慈郎は日本の作曲家による多様な作品を取り上げ、自身の影響力を広げています。彼の掲げるテーマは、まさに「日本の音の精神」であり、演奏では日本独特の精神性が表現されます。

島田作曲家の新作初演



このプログラムにおいて、特に注目されるのはドイツ在住の作曲家、岸野末利加による新作の初演です。岸野の作品は、邦楽アンサンブル「J-TRAD Ensemble MAHOROBA」によって演奏されます。このアンサンブルは、現代音楽と伝統音楽を融合させたレパートリーを持ち、各々の楽器が織りなすハーモニーに期待が寄せられています。

歴史ある「日本の作曲家シリーズ」の継承



横浜市が1977年よりスタートし、1999年には「Just Composed in Yokohama」として受け継がれてきたこのシリーズでは、今までに数々の新作が生み出されてきました。今回再演される藤家渓子の《風神》は、1994年の「日本の作曲家シリーズ」に書き下ろされた作品で、秀慈郎による編曲で新たに生まれ変わります。この再演が行われることによって、過去の名作に新しい命が吹き込まれるのです。

公演詳細



この公演は観客が日本の音楽文化をさらに深く理解するきっかけともなります。興味のある方は以下の詳細を確認の上、ぜひ足を運んでみてください。

  • - 日時: 令和8年3月14日(土) 午後3時開演 (午後2時30分開場)
  • - 会場: 横浜みなとみらいホール 小ホール
  • - 料金: 全席指定 3,000円 (65歳以上・障がい者2,800円、大学生1,500円、高校生以下1,200円)
  • - 申込方法: 横浜みなとみらいホールチケットセンターに電話で予約。

この公演は、音楽界に新たな風を吹き込み、聴衆にとっても忘れられない特別な体験を提供することでしょう。音楽を愛するすべての方々にとって、貴重な機会です。

さらに深掘り!


また、3月6日には白石美雪による関連レクチャーも開催されます。これは公演内容をより深く理解するための絶好のチャンスです。レクチャーは無料ですが、事前の申込が必要ですのでこちらもお忘れなく。

  • - 日時: 令和8年3月6日(金) 午後7時開始 (午後6時40分開場)
  • - 料金: 無料(要事前申込)

横浜みなとみらいホールの新たな取り組みを通じて、伝統音楽と現代音楽の融合が生まれ、これからの未来へと受け継がれていく様子をぜひ体感してください。これからの音楽がどのように変化していくのか、わくわくしながら楽しみにしております。


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会社情報

会社名
公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
住所
横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212

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