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三菱鉛筆株式会社がインドに合弁会社「UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED」を設立し、事業を開始しました。本社は東京都品川区に位置し、同社社長の数原滋彦が指揮をとっております。これにより、三菱鉛筆はインド市場への進出を果たしました。

この新しい合弁会社は、インドのLINC LIMITEDと共同出資で設立されました。LINC LIMITEDは、現地において豊富な市場の知識と流通ネットワーク、強いブランド力を持つ企業です。両社は協力し合うことで、日本の高品質な筆記具をインドの消費者に届けることを目指しています。

UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITEDでは、2025年9月よりインドのニーズに応じた「ボールペン」からの生産をスタートする予定です。三菱鉛筆が誇る製品開発技術を活かし、インド市場の価格帯に合わせた商品開発に注力していく計画です。また、今後は製品ラインを拡張し、ユーザーに多様な選択肢を提供することで、現地市場でのポジションを強化していく見込みです。

設立記念として、10月1日に工場の開所式が行われました。この式典には、両社の関係者が出席し、合弁会社の未来への展望を語りました。この会は、単なる事業の開始を祝うだけでなく、今後の拡大を見込んだパートナーシップの形成を祝福する場でもありました。

三菱鉛筆は「中期経営計画2025-2027」で、筆記具事業の成長と多様化を掲げており、UNI LINC INDIAはその重要な鍵となる会社です。将来的には、 ASEAN市場への進出も視野に入れ、グローバルなサプライチェーンの一部として機能することも考えています。

筆記具業界は、デジタル化の波や環境問題への意識の高まりなど、大きな変化の真っ只中にいます。そんな中、UNI LINC INDIAはインド国内外での筆記具価値の再定義に挑戦し、書くことや描くことを通して人々が個性を表現できる機会をサポートします。三菱鉛筆は「世界一の表現革新カンパニー」を目指し、シェアの拡大とブランドの浸透を進めていく所存です。

【UNI LINC INDIAの概要】

• - 名称：UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED
• - 所在地：インド共和国グジャラート州
• - 事業内容：筆記具の製造および販売
• - 資本金：200百万ルピー（約340百万円）
• - 設立年月：2025年1月
• - 決算期：3月
• - 出資比率：三菱鉛筆株式会社：51％、LINC LIMITED：49％

三菱鉛筆の正式な情報は、プレスリリースページ（三菱鉛筆プレスリリース一覧）をご覧ください。また、商品についての問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」（フリーダイヤル0120-321433）で承っています。

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