JALUXが『いい生活Square』で賃貸情報流通を開始し新たな市場を開拓

JALUXが新たに提供する『いい生活Square』

株式会社JALUXが、賃貸住宅の情報流通を開始したと発表しました。この取り組みは、株式会社いい生活が提供するオンラインプラットフォーム『いい生活Square』を通じて実現されます。『いい生活Square』は、不動産業務の効率化を目指す業者間の流通サイトであり、賃貸住宅の情報を迅速に取得・管理することができます。

背景と市場の現状

日本は現在、少子高齢化と人口減少という課題を抱えています。特に、1988年から2018年にかけて、賃貸用または売却用の空き家は約2倍に増えており、既存ストックの有効活用が重要な問題となっています。この状況に対し、多様な居住ニーズに対応できる賃貸住宅の情報流通の促進が求められています。これにより、適切な条件から住宅を選べる賃貸流通市場の形成が期待されています。

セキュリティ対策の重要性

情報漏洩事件の増加に伴い、企業の情報セキュリティは極めて重要なテーマとなっています。クラウドサービスの導入が進む中、政府もクラウド・バイ・デフォルト原則を推進し、より効率的で安全なサービス提供を目指しています。これにより、情報システムの高度化とともに、一層のセキュリティ強化が求められています。

『いい生活Square』の特徴

『いい生活Square』は、不動産管理会社や賃貸仲介会社が物件情報を無料で掲載できる便利なプラットフォームです。これにより、内見予約や入居申込、基幹システムとのリアルタイム連携が実現し、業務効率が大幅に向上します。従来は電話やFAXで行われていた業務連絡も、チャットを通じて迅速かつ正確に行えるようになり、業務のスピードが飛躍的に向上します。

このプラットフォームを通じて、賃貸業務全体の流れをオンラインでシームレスに管理することができます。空室対策や業務負担の軽減を図ることが可能になり、賃貸市場の効率化が進むことが期待されています。

いい生活のビジョン

『いい生活』は、「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」というミッションを掲げて、不動産業務クラウドサービスやプラットフォームサービスを提供する企業です。不動産市場において、法改正やIT化に迅速に対応し、フルラインナップのSaaSでデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しています。いい生活は、地域に寄り添ったソリューションを提供し、「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」というビジョンを実現することを目指しています。