自治体と企業が連携
2020-02-27 10:01:53
地球環境問題解決へ向けた地方自治体と企業の新連携
持続可能な社会を目指す新たな取り組み
地球環境問題への取り組みがますます重要視される中、全国の地方自治体と製造業者が手を組む新たな試みが始まります。このたび、1,741の地方自治体が参加し、環境に配慮した商品を簡単に見つけられるカタログ「グリーンステーション・プラス」が発表されました。このカタログは特にグリーン購入法に適合した商品を紹介するもので、自治体担当者に無償で配布されます。
グリーン購入法の課題
グリーン購入法に基づいて物品を調達する自治体や公共機関は、環境省が定めた基準をクリアする製品を選択していますが、調査によると、その基準に適合した商品を見つけることが難しく、需要が満たされていないという現状があります。具体的な調査結果では、多くの自治体が「判断基準が分かりにくい」「情報収集が難しい」「価格が高い」といった課題を抱えていることが明らかになりました。
「グリーンステーション・プラス」の誕生
このような課題を受けて誕生したのが「グリーンステーション・プラス」です。これまではエコマーク商品を中心に紹介していたカタログに、グリーン購入法に適合した製品も追加し、選択肢を広げることで利用者にとっての利便性を向上させました。カタログは毎年10月に発行され、国や自治体、商工会議所など様々な組織に配布されます。利用者が求める環境商品が簡単に見つかるようになることで、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となります。
新たな参画企業を募集
このカタログでは、より多くの商品を紹介することで、地方自治体が求める平等な選択肢を提供します。そのため、掲載企業も募集中です。環境配慮に力を入れる企業にとって、グリーンステーション・プラスへの掲載は新たな販路拡大の貴重なチャンスとなります。これにより、消費者が環境配慮型製品をより多く選べるようになり、広く認知されることにつながるでしょう。
経済活動と環境保全の両立
「グリーンステーション・プラス」は、再生材の情報や環境マネジメントシステム(EMS)についての詳細な情報も提供しています。この取り組みは経済活動と環境保全を両立させ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与するものです。自治体と企業が連携することで、消費者の意識を変え、環境に配慮された市場を形成することが期待されます。
最後に
持続可能な社会を築くためには、一人ひとりの理解と行動が不可欠です。グリーンステーション・プラスによって、私たちが日常生活で選ぶ製品の選択肢が広がり、地球環境の保全につながることを願っています。
自治体と企業が力を合わせることで、環境配慮型商品の普及が進むことが期待されています。今後もこの取り組みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ファイン
- 住所
- 大阪府大阪市西区江戸堀1-5-16JMFビル肥後橋01 11F
- 電話番号
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06-6448-0013