慶應義塾大学での特別講義
2025年5月21日、株式会社WonderlaboのCMOである星野尉治氏が、慶應義塾大学理工学部の「アントレプレナー育成寄附講座」にて、特別講義「スタートアップのためのマーケティング入門」に登壇しました。この講義では、起業に不可欠なマーケティング戦略の基本的なフレームワークや理論が紹介され、特にフィリップ・コトラーの「マーケティング5.0」についても触れられました。
この講義の目的は、参加した学生たちがマーケティングに関する知識と実践力を深めることです。起業する際、マーケティングは不可欠な要素であり、実際の戦略を具体的に学ぶことができる貴重な機会でした。
講師の星野尉治氏の経歴
星野氏は、慶應義塾大学経済学部を卒業後、DNP大日本印刷のCDC事業部で大手企業向けのマーケティングプランニングおよびクリエイティブディレクションに従事していました。彼は同時に慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)大学院政策メディア研究科での留学経験も持ち、専門はWebマーケティングです。最初のキャリアでは、グローバルネットリサーチのスタートアップを立ち上げ、マーケティング担当副社長としての役割を果たしました。
また、大手商社のデジタルコミュニケーションのBPO支援や、住生活関連のベンチャー企業立ち上げなどにも関わり、現在では教育や地方創生、AI関連事業にも幅広く関与しています。
株式会社Wonderlaboのビジョン
株式会社Wonderlaboは「全ての人にマーケティングを」という理念のもと、大企業から中小・ベンチャーまで幅広い企業に対して、経営戦略を逆算したマーケティングコンサルティングを提供しています。また、厚生労働省に認可されたマーケター育成事業を通じて、毎年数百名のマーケターを輩出しています。
さらに「ワクワクを科学する」という理念のもと、次世代の創造教育にも力を入れています。具体的には、マーケティング教育の「NEXT MARKETING STUDIO」や、求職者支援訓練の「ハロートレーニング」など、多岐に渡るプログラムを展開しています。
まとめ
講義を参加した学生たちは、実践的なマーケティング知識を手に入れることができました。星野氏の豊富な経験と深い知識は、学生たちにとって非常に刺激的なものであったに違いありません。今後の講義や研修を通じて、学生たちがより多くの実践的な知識を得て、スタートアップにおいて成功を収める支援となることが期待されます。このような機会は、次世代の起業家たちにとって貴重な一歩となるでしょう。