フィジタルファッションの未来:HKSK StudiosがIVS Crypto 2023 KYOTOで新ブランド『NOH』を発表
6月28日から30日にかけて京都で開催された日本最大級のクリプトカンファレンス「IVS Crypto 2023 KYOTO」にて、クリエイティブスタジオHKSK Studiosが、フィジタルファッションブランド『NOH』を発表しました。HKSK Studios代表の赤木謙太氏がモデレーターを務めたセッションでは、フィジタルファッションの可能性や、同社が開発した新技術「XRT」が紹介されました。
新ブランド『NOH』:伝統とテクノロジーの融合
『NOH』は、日本の伝統芸能である能の精神を背景に生まれたブランドです。3体のキャラクター、『RYUJIN』『ONI-CHAN』『KOCHO』それぞれをイメージしたTシャツは、単なるアパレルではなく、AR技術とNFT技術を融合させた、全く新しい自己表現の形を提示します。
独自技術「XRT」:フィジカルとデジタルの融合
『NOH』のTシャツは、XRTというHKSK Studiosが独自開発した技術によって作られています。XRTは、物理的なアイテム(フィジカル)とデジタルなアイテム(デジタル)を連携させる技術で、NFTを活用したデジタル証明と、ARエフェクトを組み合わせることで、ユーザーは現実世界とデジタル世界の両方で『NOH』の世界観を体験できます。
ARエフェクトとNFTによる所有体験
Tシャツに施されたARマーカーをスマートフォンで読み込むことで、キャラクターに合わせたARエフェクトが起動します。また、NFT技術により、それぞれのアイテムの所有証明と紐づけを行い、各種ライセンスや体験へのアクセスキーを提供。単なる衣服を超えた、所有欲を満たす体験を提供します。
サステナビリティへの配慮
『NOH』は、サステナビリティにも配慮した素材を使用しています。Tシャツには、接触冷感素材やリサイクル素材が採用され、環境への負荷を低減しています。これは、HKSK Studiosが社会貢献への意識の高さを示す重要な要素となっています。
未来のファッション:XRTの可能性
HKSK Studiosは、XRT技術を活用して、企業やクリエイターとコラボレーションし、新たなフィジタルファッションの可能性を模索しています。この技術は、ゲームやメタバースなど、様々なデジタル空間での活用も期待されており、将来的な展開に注目が集まります。
まとめ:自己表現の新たな地平
『NOH』は、伝統と革新が融合した、フィジタルファッションの新たな可能性を示すブランドです。AR、NFT、サステナビリティといった要素を組み合わせることで、ユーザーは自己表現の幅を大きく広げることができます。HKSK Studiosの今後の動向とともに、『NOH』のさらなる進化が楽しみです。
HKSK Studios 公式サイト
NOH 公式サイト
IVS Crypto 2023 KYOTO
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