モノづくりの未来と共に歩む「からくり改善くふう展2025」名古屋で開催

からくり改善くふう展2025の概要

2025年11月、名古屋で「からくり改善くふう展」が開催されます。このイベントは、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催し、40年以上の歴史を持つ「からくり改善」に関する成果を共有する場です。会場となるポートメッセなごやでは、116社から433件の作品が出品され、モノづくりの楽しさを体感できる機会となります。特に注目すべきは、前回の最優秀からくり改善賞を受賞したトヨタ車体を含む多彩な企業が参加することです。

参加のメリット

このイベントの最大の魅力は、現場改善のアイデアを実際に体感できる点です。出品される「からくり」装置は、低コストで高効果を実現する工夫の宝庫。参加者は、同じ課題に向き合う他の企業との交流を通じて、情報交換やネットワークを広げることができます。

モノづくりの精神を育てる

「からくり改善」は現場の問題を自らの発想で解決するアプローチであり、その精神は今後の人材育成に欠かせない要素です。この展覧会は、モノづくりの楽しさや挑戦の重要性を再認識する機会となり、参加者にとって大変意義深いものになります。

セミナーと特別講演

また、講演会では「からくり改善」についての基本から応用まで、業界の第一線で働く専門家からじかに学ぶ貴重な機会も用意されています。このようなリアルな事例から得られるインスピレーションは、参加者一人一人の成長に繋がることでしょう。

江戸時代から続く“からくり”の知恵

イベントでは、犬山祭保存会による「犬山山車からくり」の実演も予定されています。江戸時代から受け継がれたその精巧な技術を実際に目の当たりにすることで、現代のモノづくりに結実した伝統の知恵を再発見できる場にもなります。

デジタル技術との融合

「からくり改善くふう展2025」では、近年のデジタル技術やカーボンニュートラルへの取り組みが、改善活動とどう融合するかを探る展示も行われます。伝統に根ざした知恵と、テクノロジーの進化が生み出す新しい可能性の中で、未来のモノづくりを共に考えることができます。

参加の方法

お申込みやプログラムの詳細については、公式ウェブサイト（こちら）からご確認ください。また、社内に「からくり改善士」を養成するコースも開設されますので、興味のある方はぜひぜひお問い合わせください。

出来る限り多くの参加者が集い、現場の力を引き出す真のモノづくりの精神を共有する「からくり改善くふう展2025」。名古屋で新たな出会いと発見が待っています。参加を検討してみてはいかがでしょうか？