飲食店の空席を即時マッチングする「ビスポ!」がRettyと提携
飲食店の集客とユーザーのニーズをマッチングする新しいサービス「ビスポ!」が、実名グルメサービス「Retty」と提携しました。この連携により、ユーザーは実名で評価された飲食店の情報を参考にして、スムーズに予約ができるようになります。
「ビスポ!」のサービス概要
「ビスポ!」は2018年8月に、LINE Venturesと本田圭祐氏が運営するKSK Angel Fundの支援を受けて誕生しました。従来の飲食店検索サービスは、リストから選ばれた店舗を比較する形式が一般的ですが、「ビスポ!」はユーザーが利用希望の日にち・時間・人数・予算・料理のジャンルを指定し、その条件に合致した店舗を即時に提案するシステムを構築しています。これにより、ユーザーは検索では見つけにくい自分好みの飲食店を見つけることができるのです。
「ビスポ!」の特徴は、完全無料で誰でも利用できることです。一般的な飲食店検索サービスでは、企業が広告を出すことで利益を上げていますが、「ビスポ!」は予約が成立した場合も手数料が発生せず、ユーザーと飲食店双方にとって負担がありません。これにより、飲食店は空席時の集客を効率的に行うことが可能となっています。
Rettyとの連携による新機能
「ビスポ!」は、ユーザーのニーズに応えるため、実名口コミサービス「Retty」と提携し、新たに「レビューをみる」ボタンを設置しました。このボタンを利用することで、ユーザーは「Retty」に投稿された飲食店の実際の口コミを参考にしながら店舗選びを行えるようになります。「Retty」は意見の信頼性が高く、グルメにこだわりを持つユーザーに利用されています。レストランの選定において、実名による評価を踏まえることで、より安心して予約を行うことが可能です。
飲食業界の課題に取り組む「ビスポ!」のビジョン
多くの飲食店は、良い料理だけでは集客が難しいという現実に直面しています。集客手段として飲食店検索サービスを活用する企業も多いですが、その手数料体系が複雑で、費用対効果に対して不安を抱いていることも少なくありません。一方、ユーザーは膨大な店舗情報の中から、自分に合った店を探すことが困難です。
「ビスポ!」は、こうした飲食店とユーザーの両方の課題を解決するために誕生しました。飲食店はアピールしたい自分たちの魅力を、ユーザーは自らのニーズに合った飲食店を素早く見つける。両者を結びつけるのがこのサービスの使命です。さらに、今後は他社との提携や機能の拡張を進め、2020年には参加店舗数1万、ユーザー数100万人を目指すとしています。
まとめ
「ビスポ!」は飲食店の空席を即座にマッチングし、ユーザーが自分の好みに合った飲食店を簡単に見つけることができるサービスを提供しています。実名口コミサービス「Retty」との提携により、信頼性の高い情報をもとにした店舗選びが可能になり、ますます利用価値が高まっています。飲食業界に革命をもたらす「ビスポ!」の今後に注目です。
サービス情報
- - 公式サイト: ビスポ!
- - LINEアカウント: @bespo
- - 会社名: 株式会社Bespo
- - 設立日: 2018年1月22日
- - 本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-2-4 青山アルコーブ202