ソーシャルPLUSがOpenID Connectに対応
株式会社ソーシャルPLUS(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤 亮介)が、ソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」において、国際標準の認証プロトコルであるOpenID Connect(OIDC)に対応しました。この対応により、従来のワンタイムトークンを使用した認証機能に加え、さらに強固なセキュリティと他のサービスとの高い互換性が実現されました。
OIDCの導入背景と目的
OIDCは、OAuth 2.0を基にしたユーザー認証のための国際標準プロトコルです。これにより、ユーザーの同意のもとに安全に個人情報を外部と共有することができます。このプロトコルは、GoogleやApple、LINEなど多くの主要な認証プロバイダーによって採用されており、その堅牢なセキュリティと相互運用性が特長とされています。
従来、ソーシャルPLUSは独自のワンタイムトークン方式を採用しており、多くの企業に安定したサービスを提供してきました。しかしながら、OIDCへの対応が求められる声が増加していることや、生成AIとの連携に関する標準仕様として注目されているModel Context Protocol(MCP)においても、OAuth 2.1に準拠した認可方式が採用されていることから、業界全体での標準化の重要性が高まっています。このような背景を受けて、ソーシャルPLUSはサービス強化のためにOIDCへの対応を決定しました。
OIDC対応のメリット
1. セキュリティの強化と信頼性の向上
国際標準のOIDCに準拠することで、より高いセキュリティ確保に努めており、透明性と信頼性を向上させることができます。
2. 開発の柔軟性と効率化
OIDC対応の外部サービスやAPIとの連携がスムーズになることで、開発・運用の柔軟さと効率が高まります。
3. 将来的な拡張性
将来的に注目されるAI連携やサービスの持続的な進化に貢献するために、高い互換性と拡張性を持った認証・認可機能を提供していきます。
今後の展望
ソーシャルPLUSは、LINEのID連携やSaaSとしてのソーシャルログイン機能を提供しており、すでに300社以上の企業を支援しています。今後もシングルサインオン(SSO)機能を拡充し、OIDCに準拠したShopifyの「新しいお客様アカウント」への対応などすべての面での安全性や拡張性を追求していく方針です。
ソーシャルPLUSサービスの特徴
「ソーシャルPLUS」は、LINEを中心にしたCRM・ソーシャルログインサービスで、会員IDとLINEプラットフォームのIDを連携させ、顧客データに基づく施策を実現することができます。また、株式会社ソーシャルPLUSは、LINEヤフー株式会社からパートナープログラムに認定されており、そのうちの「Technology Partner」コミュニケーション部門では最上位グレードである「Premier」にも認定されています。
「人とブランドをつなぎ、顧客体験を豊かにする」というミッションのもと、更なる事業成長を目指していきます。
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