SLE啓発イベント開催
2019-05-30 14:01:32
サノフィが国内初の世界ループスデーに協賛しSLEの啓発に貢献
サノフィが世界ループスデーに協賛
サノフィ株式会社は、全身性エリテマトーデス(SLE)を啓発する「世界ループスデー」イベントに協賛しました。このイベントは国内初の世界ループス財団公認のもので、健康についての意識向上や疾患の理解促進を目的としています。イベントは東京都内で行われ、約100名が参加しました。
世界ループスデーとは
「世界ループスデー」は2004年にアメリカで始まり、患者の生活の質向上を目指しています。毎年5月10日に行われ、この日は世界75カ国にわたる団体と協力して、SLEに関する情報を広める日となっています。サノフィはこの取り組みを重要視し、主催者である日経WOMANや日経doorsと共にセミナーを実施しました。
講演者のメッセージ
イベントでは、国立成育医療研究センターの村島温子先生がSLEの症状や影響について講演し、SLEは主に若年女性に多く見られる疾患であることを説明しました。また、症状は個人によって異なり、皮膚や関節に影響を及ぼすことがあるため、疾患への理解が患者の心理的な負担を軽減し得ることが強調されました。
さらに、プロゴルファーの岡村咲さんと、メイクアップアーティストのCeCeさんによるトークセッションも行われました。SLEを抱える岡村さんは、自身の体験を語り、参加者との交流を通じて疾患への理解を深めることの重要性を訴えました。
SLEに関する認知の低さ
事前に実施されたアンケートでは、参加者の40%が「SLE」とその存在を知っていたものの、SLEが「女性に多い疾患」と答えた人は20%以下という結果が出ました。このことから、全体的にSLEに対する認識はまだまだ低いことが明らかになりました。
サノフィは、今後も「Empowering Life」を掲げ、SLEの認知向上に取り組み続ける意向です。患者支援のために、より多くの情報を発信し、理解を促進していくことが目標とされています。
SLEについて
全身性エリテマトーデスは、自己免疫疾患の一つで、皮膚に赤い斑点が現れることが特徴です。この病気は全身にさまざまな症状を引き起こし、20〜40歳代の若年女性に多く見られます。患者数は増加の一途をたどっており、特定医療費受給者証を有する患者だけでも6万人を超えるとされています。
サノフィの活動
サノフィは、グローバルなバイオ医薬品企業として、疾病の防止と治療に取り組んでいます。同社は、「Empowering Life」というスローガンのもと、健康な未来を築くための支援を提供しています。特にSLEに関する情報を提供する「SLE.jp」も設けており、これからも患者の生活向上に寄与していくでしょう。
会社情報
- 会社名
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サノフィ株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号東京オペラシティタワー
- 電話番号
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