秋の華道展が京都で開催
皆さん、華道に興味はありますか?この秋、京都で若手華道家たちによる「第6回野外いけばな展」が開催されます。このイベントは、京都府が主催し、若手華道家の育成と華道の振興を目的としているものです。
開催概要
- - 日時: 11月2日(土)から4日(月・祝)まで、各日9時30分から17時まで。初日の2日には、全出瓶者が生け込みを行う様子を見学できます。
- - 場所: 京都府立堂本印象美術館の庭園および入り口エントランス。
- - 観覧料: 無料。来場には公共交通機関の利用を推奨。
この野外いけばな展では、全18作品が展示され、新進気鋭の華道家たちが「秋の郷愁」「モダニズム」をテーマにそれぞれの感性で創り上げた作品が見られます。また、この期間中、出瓶者たちは庭園に滞在し、観覧者と華道についてのフリートークをする時間も設けています。
出瓶者一覧
出瓶者として名を連ねるのは、以下の15名の華道家たちです:
- - 芦田 一春(遠州)
- - 井尻 智甫(嵯峨御流)
- - 植松 賞月(松月堂古流)
- - 大津 智永(都未生流)
- - 岡本 友輝甫(細川未生流)
- - 桑原 健一郎(桑原専慶流)
- - 小嶋 友啓(いけばな京楓流)
- - 杉崎 翠山(喜堂未生流)
- - 中西 可奈甫(未生流笹岡)
- - 中野 天心(華道本䏻寺)
- - 中村 一優(御室流)
- - 中村 凜翠(小松流)
- - 藤田 曙馬(青曙流)
- - 堀江 道佑(池坊)
- - 山中 樹(洛陽未生流)
これらの華道家たちは、いずれもそれぞれの流派で高い技術と感性を持つ若手の代表です。彼らの作品は、伝統的なスタイルに根ざしつつも、現代的なアプローチと革新的なアイデアが融合したものとなっています。
特別企画展
さらに、同館では有料の特別企画展「生誕120年記念モダニスト福田豊四郎、秋田を描く-土田麦僊に愛された日本画家-」も同時開催中です。華道の作品だけでなく、他の芸術にも触れられる貴重な機会です。
まとめ
「第6回野外いけばな展」は、華道の新たな魅力に触れる絶好のチャンスです。若手華道家が生けた美しい作品と、その背後にあるストーリーに触れることで、皆さんも確実に心を打たれることでしょう。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?