カンロが光市に寄贈した愛情の詰まったお菓子たち
2024年11月27日、山口県光市において、カンロ株式会社が主催する寄贈式が行われました。この日、カンロはカンロ飴やピュレグミを含む合計3,456個のお菓子を地域の保育園や幼稚園、高齢者施設、福祉施設など74の場所に届け、参加者たちに大きな笑顔をもたらしました。
創業の地での地域貢献
カンロは1992年から毎年、創業地である光市や他の工場所在地において寄贈事業を実施しています。今回の寄贈は第33回目となり、カンロは地域社会への感謝の意を込めて、このような取り組みを行っています。寄贈式には光市長の芳岡統氏も参加し、カンロの社長、村田哲也氏が感謝の言葉を述べました。制作されたキャンディは、毎年施設から楽しみにされているもので、地域への愛を強く感じる瞬間でした。
寄贈式での対話とつながり
寄贈式では、スイーツだけでなく、地域への貢献やキャンディ市場の現状、雇用創出の話題など多くのテーマについて対話が交わされました。カンロの花村工場長は、「キャンディを通じて地域の方々に笑顔を届けたい」と述べ、地域とのつながりを再確認しました。光市長も「カンロがこの30年以上続けてきた寄贈には感謝しており、心待ちにしている施設も多い」と語り、両者の信頼関係がいかに深いかを示す瞬間でした。
食育活動での地域との協力
カンロは光市の地域貢献に関して、製品寄贈にとどまらず多岐にわたる取り組みを行っています。地元の子どもたちを対象に、工場見学や食育講座を開催することで、糖の正しい理解を広めています。最近では、「少年少女チャレンジセミナー」に協力し、児童と保護者にオリジナルの体験を提供しました。参加者は、工場見学やキャンディをカスタマイズする活動を通じて、産業や食品に対する興味を高めることができました。
このセミナーは光市の未来を担う子どもたちに向けたもので、カンロと地域が協力する「公民連携」イベントも行われています。このイベントでは食育をテーマにした教室が開かれ、光市のスポーツ振興にも貢献しており、参加者からの反響も大きいようです。
地域との絆を深めるカンロの姿勢
カンロは2013年に地域の方々とつながる拠点「CANDY PARK ヒトツブのヒカリ」を設立し、糖の知識に触れる機会を増やしてきました。この施設は多くの人に親しまれる場所となり、地域の子どもたちにとっても貴重な学びの場として機能しています。カンロのコンセプト「心がひとつぶ、大きくなる。」を具現化するため、これからも地域とのつながりを重視し続けるでしょう。
まとめ
カンロの寄贈式は、地域との絆を再確認する素晴らしい機会であり、制度的な寄贈に留まらない温かい心がこのプロジェクトを成功させています。これからも光市を拠点に、地域社会に対する貢献が続くことを期待しています。