愛知県豊橋市の魅力が詰まった特別なイベントが今年も開催されます。豊橋市上下水道局は、使用済みのマンホール蓋を入札方式で販売することを発表しました。これは、地域のために製造された貴重なアイテムであり、そのデザインには市の特徴が色濃く反映されています。今回の販売は2025年1月17日(金)まで申し込みが可能です。
販売されるマンホール蓋は、10枚。うち1枚は製造年不明ですが、他の9枚は1997年から2020年の間に製造されたものです。特に注目すべきは、豊橋市が市制90周年を記念して1996年に製作した「人・緑・港・街」というデザインの蓋で、名誉ある国際貿易港「三河港」を象徴する朝日に照らされる船の絵柄が印象的です。この三河港は、自動車の輸入において31年連続で日本一を誇る重要な拠点でもあり、その価値は地域の経済に大きく寄与しています。
昨年度この企画が初めて実施された際には、名古屋市、横浜市、京都市など、県内外から26件もの応募があり、最高額で取引されたマンホール蓋はなんと3万円以上で落札されました。高まる関心を反映して、今年は入札形式を取り入れより多くの人に手に入れるチャンスを提供することになりました。この方式では、蓋を希望する人が入札価格を提示し、最も高い金額を提示した人が購入することができます。
■応募方法
興味のある方は、まず購入希望金額を3,000円(税抜)以上で提示してください。同じ蓋に対して複数の応募がされた場合は、金額が高い方が優先されます。同じ価格の応募があった場合は抽選となります販売価格には消費税が加算されます。
購入条件としては、豊橋市上下水道局へ来局し、直接受け取ることができる方に限ります。なお、膨大な数の申し込みが期待される中、複数枚の応募はできないルールとなっています。引き渡し期間は2025年2月3日(月)から14日(金)の間で、事前に来庁日時を連絡しておくことでスムーズなお渡しが可能です。
■申し込み方法
応募は以下の方法で行えます:
1. あいち豊橋市電子申請システムへアクセスし、必要な情報を入力
2. メール(
[email protected])で申し込み
3. 郵送または持参(持参の場合は、平日8時30分から17時15分までの時間帯に限る)
なお、申し込み期限は2025年1月17日(金)当日消印まで有効です。また、マンホール蓋は1月17日まで直接見ることも可能で、豊橋市上下水道局3階下水道整備課に訪れると、販売予定の蓋を確認することができます。これに興味がある方は、訪問する前に電話かメールでの事前連絡をおすすめします。
どこにもない独自のデザインを持つ豊橋市のマンホール蓋、この機会にぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。特別な作品を自分のコレクションに加えるチャンスをお見逃しなく!