北大発の新たな挑戦、Floatmealが提案するフロートミールドリンク
Floatmeal株式会社が、2025年12月に東京都のSustainable Food Museumで開催されるPOP UPイベントに参加します。この期間中、同社が開発した新しいドリンク「フロートミールドリンク」を提供し、持続可能な栄養源としての魅力を来場者に伝えます。
Floatmealは、北海道札幌市に本社を置くスタートアップで、「おいしく飲むことで未来を変える」というビジョンを掲げています。彼らの主力商品であるフロートミールドリンクは、ウォルフィアというウキクサの一種から製造されており、この植物が持つ豊富な栄養素を日常生活で手軽に摂取できるように設計されています。健康志向の高い消費者にとって、ウォルフィアは非常に魅力的なタンパク源となることでしょう。
イベント詳細と背景
開催されるPOP UPイベントは、Sustainable Food Asia株式会社が運営するものです。これは東京都が支援する「TOKYO SUTEAM」のプロジェクトの一環であり、スタートアップ企業が持続可能な食の最前線を志向した製品を発表するための場となっています。毎月異なる企業が参加し、 visiteursに新しい食の選択肢を提供するこのPOPUは、地域の活性化にも一役買っています。
12月のイベントでは、Floatmealが自社開発の「フロートミールドリンク」を紹介します。このドリンクは、ウォルフィアの高栄養価を身近に感じることができる形態であり、日常の食生活に取り入れやすいのが最大の特徴です。忙しい現代生活の中でも無理なく栄養を補給できるため、多くの人々に受け入れられることが期待されています。また、イベントでは他企業との交流が促進され、さらなる商品開発や製造についての協業を進めることが狙いです。
代表者のコメント
Floatmeal株式会社の代表取締役である北村もあな氏は、POP UPの意図を以下のように述べています。『私たちは単なる商品紹介にとどまらず、「なぜこのドリンクをつくったか」という背景を知ってもらいたいと思っています。このドリンクを通じて、サステナブルな選択肢を日常生活に取り入れるきっかけを提供したいです』と話します。彼女の想いは、多くの人々に持続可能性を学ぶ場を提供し、さらにその選択肢を自然に取り入れられる社会を目指しています。
Floatmealのビジョン
Floatmealが掲げる「すべての人に持続可能な栄養を」というビジョンは、未来の食料不足の危機を見越した重要なテーマです。ウォルフィアは、生産に必要な水耕栽培の面積が少なく、環境への負担が低い素材となります。Floatmealでは独自の微生物技術を活用し、ウォルフィアの安定生産技術の構築に取り組んでいます。これは、未来の食生活を支える持続可能な技術として広く認識される可能性を秘めています。
OEMと協業の呼びかけ
今後、Floatmealはこのドリンクの提供だけでなく、OEMや製造パートナーとの協業も模索しています。ウォルフィアの持つ可能性を最大限に引き出すために、商品開発や製造に関わる企業からの問い合わせを広く受け付けています。
関連イベントのご案内
また、POP UP期間中には関連イベントとして、SFAが主催するトークイベント&試食懇親会「Sustainable Food Showcase vol.12」が、2025年12月11日に開催されます。このイベントには、株式会社ディッシュウィルや合同会社シーベジタブルも登壇し、Floatmealも新しいタンパク質に関する取り組みを紹介します。事業開発部の岩城一成氏が登壇し、来場者に新しい食の可能性を提案します。
以下は、Sustainable Food Showcaseの詳細です。
イベント詳細ページ